時間がなかった「時間」 

時間がなかった時間







そのはじまり、
宇宙には何もなかったらしいです。



何もなかったから、当然、
何もなかった!





何もない、というのは不思議なもので
本当に、何もなかった。





そこから、“何か”が生まれて、
分かれて、絡み合って、縺れながら

たくさんのモノ・コトが生まれた。





はじめは、時間もなかった!

時間の中に存在する人類は生まれても、
時間を知らなかった。





だから、「時間がない」
がなかった。







はじめは、言葉もなかった!

言葉がないから、いつでも
誰とでもつながっている前提があった。





だから、「隠し事」
もなかった。







はじめは、子どももいなかった!

いたのは、働く6歳、
例えばです。





だから、誰もが
対等に生を生きた。










あまり何もなかった時代、
今にはない大切があった。





それは、





たぶんひとつしかなかった。





大切なもの、分かること、
たくさんある時代に

時間がなかった時間の生き方が
教えてくれること。







一真 「ミツさん、この世界で
     いちばん大切なものは何ですか?」



前里 「うん、それは時間だよ。

     例えば、人は高級車が欲しいわけじゃない。
     それに乗って、“快適な時間”が欲しい。

     どんなに老後があっても、
     “好きな人と過ごす時間”がなければ寂しいよね。

     また、人が悩むのも“悩む時間”があってこそ。
     本当に忙しい人は、“時間がない”から悩む暇もない。

     時間はとにかく大事。

     だから、一真くんも
     時間についてはきっちり勉強してね。」





時間がなかった時間には
なかった悩み。

大切なのは、何だったでしょうか?








考えてみてください^^








僕らがつくりだした時間の中に、
あなたなら何を見つけますか?





時間、時間、時間…

time,time,time…









前里光秀研究所 和田一真
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