前里光秀ワークショップ in 表参道 経営研修生①~④ 

「経営の目的と経営者の本音」



一真  次が、「経営研修生」ですね。

    これは今回はじめてのプログラムになります。

    さっきの「トレーナー研修生」の場合は、
    スピリチュアルワークショップをされる方が
    その技術を学ぶためのプラグラムになっています。

    で、経営研修生はダイレクトに
    特に今、もうされている方…を今中心として
    お伝えしていくプログラムと考えていいですか?

前里  いや、必ずしも今やってるから
    っていうわけではなくて。

    そうですね、「経営」というのは
    結局は物語をつくらないといけない
から、
    もっと言えば、その商品を買う方にとっていい伝説

一真  「伝説」ですね!

    はぁぁ…。

前里  「伝説をつくっていく」となったときに
    「コトバンク研修生」も似てる部分もあるんですけど。

    「経営研修生」の場合は事業体、
    法人という事業体、個人という事業体でも
    なんでもそうですけれども、
    それに関わっているコミュニティの継続が目的
    なんですね、経営というのは。 

    で、いろんな「利益」という概念についてとか、
    「組織」の概念の動き。

    組織がいつ停滞して、いつ発展するのか、
    発展する前になにが見えるのか、なにを感じるのか、
    それを前もってわかるというのはすごい楽でしょ?

一真  はい。

前里  よく経営してる方にもお会いしますけど、
    それを知らないと地獄ですね。

    そういう仕組みをわからないと
    いつトラブルが起こるかわからないから。

    「楽しむ!」と言っても、
    経営者にとってのトラブルというのは大変なことですから。

一真  「運まかせでせざるをえない」
    ような状況をつくってしまいますからね。

前里  あの、もちろん勉強する方は多いんですけど、
    でも、「幸運のあとに、これが来る」。

    「こうしていくと、こうなる」っていう方程式
    を活用していったほうが、余裕をもってできる。

    余裕がない中で経営をするっていうのは
    単純にお金に追われるんですね、単純に。

    「資金繰りとかどうやっていこうかな…」

    で、いつまでたっても
    どこで休息をとっていいのかわからない


    これが「経営者の本音」です。

一真  はい。

前里  それはルールを知らないからだと思いますね。

    それを潜在意識…「集合意識」ですね。

    それと「スピリチュアルのルール」に則って、
    透視・チャネリングっていうものを使いながら
    その先にあるルールを使いながら経営に活かしていく

一真  う~ん。

前里  経営にはいろんな側面があって。

    「お金」の問題、「会計」とか「経費」、
    あとは「組織」とかの問題もあるし、
    「営業」「販売セールス」の問題もあるし。

    で、「継続性」の問題、
    あとは「企画力」の問題でしょ。

    そういうものが総合で、
    要は「総合格闘技」みたいなものですね。

    その中で、いろんなものを伝えていく。

一真  はい。





「前里光秀研究所 三次元革命」より

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「競争がない世界」







前里  で、もう1つは、
    「経営者本人の価値観を世の中に問う」
    というのが経営の目的ですね。

    なので、「どう生きたいのか?」
    「どういう人生にしたいのか?」「自分が何者であるのか?」

    というものをわからずして経営はできないんですね。

    「儲かりそうだからパッてやった…」、
    それはどうせ沈んでいくのは当然のことです。

    特に今の時代はそうですね。

一真  う~ん。

    総合的に見て…儲かる…
    たとえば、「お金を稼ぐということが経営の楽しみだ!」
    と思ったときに、それはもちろん間違いじゃなかったとしても、
    「俯瞰する」という意味で言ったら
    その俯瞰していない抽象度が低いような状態で見てるから
    そこだけを見てしまう…可能性が高いわけですね。

前里  そうです、そうです。

一真  「総合的に」ってミツさんが言っていたのは、
    俯瞰して見たときに
    「お金を稼ぐ」ことももちろん1つには入ってるんですけども、
    それは100あるうちの楽しみの要素の1つのように見えてくる。

    という意味で「総合格闘技としての経営」が
    ミツさんとしては「面白い!」と言っているわけですね。

前里  で、もう1つ。

    みなさんが経営にもっているイメージ
    としてあるのが、「競争」。

一真  競争…。

前里  「競争」という概念ですね。

    で、実際に、たとえばじゃあ、
    同じ業界であれば競争する。

    だけど、僕の話をちょっとしますと
    僕は競争が苦手なんですね。

一真  ミツさんが「競争が苦手」ですか!?

前里  苦手。

    苦手だからこそ、やってることが
    競争を超えた先にある、「競争がない世界での経営」
    っていう世界です。

    これをつくる中ではじめて
    競争せずに不安にならずにそれを売り出していく、つくっていく
    ということができるというわけですから。

    その競争の世界を超えるという
    「技術」「考え方」「文化」を受け取る
というのが
    このプログラムというの中で一番、最大の…。

一真  「競争から抜ける」と考えていいですか?

前里  抜ける。

    「競争じゃない世界」で経営をやる

一真  はぁぁ…これはもう…!

前里  競争…まあ一真君は好きかもしれないけど、
    でも負荷がかかるでしょ?

一真  いやいやいや…(笑) 

    そうですね。

前里  ストレスもかかるし、それをどれだけ外しながら
    「自分が好きなようにやっていけるか?」
    っていう部分を考える
のが経営研修生の一番の目的
    じゃないですかね。

一真  競争してる限り、
    いつかは負けるときが来る
わけですね。

前里  負けるときは来るし、疲れる。

一真  疲れるときが…はい。

前里  「心が疲れる」んですよね。

    だからそれを生まないようにしていく
    のが目的だと思いますね。

一真  なるほど。

    たとえばあの、大企業でずっと継続されて
    経営されている方とかはそれにはすでに気づいて、
    そういうふうにやっている方が
    そういうふうになっているわけですね。

前里  そこを気づかないと。

    もちろん競争はあると思いますよ、
    競争はあるけども「できれば競争がないほうができればいい」
    というのがみんなの願いで。

    だから、「じゃあどうするか?」と言うと、
    ちょっとだけお話すると
    「自分の人生そのものの会社をつくる」
    と競争から抜けられます。

一真  人生とフラクタルになるような関係にならないと…。

前里  じゃないとそれができない。

    だから、「自分の人生はこう!」
    「会社の経営はこうやっていく」。
    
    で、これは二分してる。

    分離してるでしょ?

一真  そうですね。

前里  その分離がある以上は、
    それは絶対に掴めない世界
ですね。

一真  そこでもいわゆるシンクロになってるわけですよね。

前里  はい。





「前里光秀研究所 三次元革命」より

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「目には見えない経営の世界」




前里  その「生き方」「会社の仕事」「人生」
    っていうのは全部セットでシンプルにならないと
    それがつくれない。

一真  う~ん。

    それもさっきの「私心」ではないという意味…
    そのほうにもつながってくるわけですよね?

前里  えっと…、うん。

    なに…?

一真  「優しさ」のテーマのところで。

    「私心があってやる」のか、
    それとも「流すようにして優しさというものを使うのか?」
    という部分にもつながりますよね?

前里  つながります。

    自分を感じて、自分の人生はこうあって、
    自分の会社はこうあって。

    となったときに、
    まさに「自分そのものを出す」でしょ?

一真  はい。

前里  「自分そのものを出す」というのは、
    スピリチュアルの「ひとつである」という原点に戻っていく
    ということです。

    で、「自分自身を感じ尽くす」ということは、
    「その世界がひとつである」ということに戻っていくことです。

    それを気づいている、それを実践しているわけですから、
    その近くにいる人が
    「自分もひとつであるんだ」ということを思い出していく
    という手助けになっているということですから。

    それができていく中で、
    「競争」ということがなくなっていく

一真  会社がそういう場で、はぁ…。

    継続しているということは、結果的にでも
    会社がそういう会社であるということだとは思うんです。

    こういう仕組みを知らないにしてもですね、
    そういうことをやられているとは思うんですけれども、
    それが会社であったら、もう…!

前里  たぶん、今の話を聞いてるだけでも
    面白いと思いますよ。

一真  面白いですねぇ…!

前里  この講義を15時間受けたあとで
    プログラムに入るという。

    だから世界の見え方が変わる。

    なにが起こっているのかがわかる。

一真  はい。

前里  だから「特別顧問」とか、
    あとは「大学」のプログラムとかの中でも
    「別科」っていうのがありますけど、
    それを受けている方に実践的にお伝えするために
    場所を変えてセッションをやるときもありますけれども。

    それを伝えるのは、
    「今なにが見えますか?」っていう話から入ります。

    まわりで動いている、
    起こってることを説明していきます。

一真  う~ん。

前里  それは、「見えない世界」の話

    「見えない」というのは
    そのスタッフが動いていて、どこで利益が生まれて、
    どういうふうに変換して、だれが一番喜んでいて、
    だれが苦んでいて、どこに幸せが存在しているのか?


    というのは、こういう理論がわかった上じゃないと
    なかなか掴めないんですね。

    それが「経営の世界」です。

    それを「別科」でも「特別顧問」でも
    お話する機会があります。

    あの…、面白いと思います。





「前里光秀研究所 三次元革命」より

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「経営者に必要なもの」





一真  今みたいなその、1つひとつのパターンというか
    1つひとつの場所についての、
    「いくつかの視点」のお話をしましたけども、
    そういう枝葉の部分から抽象度も「俯瞰する」というふうに
    上がっていくっていうのはできるわけですね。

    その部分から本質で…。

前里  できるんですけど、部分々々を
    同時に引き上げないと落とされる。
    
    「潜在意識のルール」と同じで。

一真  はぁ…同じですね。

    一箇所を上げようとしてもダメですね。

前里  バランスよく、全部に気を配る方だけ
    がステージを越える、上がる


    だから「お金さえあればいい」っていう方が
    お金が「上がる」ことはない。

    夫婦関係とか人間関係とか、そういう仕事力だとか
    そういうものをみんな大事にするからこそ、
    集合意識の合意のもとで上にスッと上がる

    それは集合意識がやってくれる。

一真  はい。

前里  だけど、それなくして「やる」というのは、
    委ねると上がるんだけども、
    「自分の力だけで」っていう硬い思考だけで
    「これだけ上がればいい!」って考えてると、
    「ひとつである」っていう考えには相反する考え方
    になってしまって、はねられる。

一真  なるほど…。

    じゃあですね、これを聞かれてる方が
    「どういう動機で経営研修生を申し込んだらいいんだろう?」
    ってなったときに、さっきの話で言えば、
    その流れるような人に流したい優しさをもちたい前提で考えたら、
    「同時に上がっていくようにはなる」ということになりますか? 

    そういう…要は、「私心」ではなくて
    人に流したいような思いで「そういうことを学びたい!」
    と思うときには。

前里  もちろんそうです。

    なんですけど、難しいのは
    そういう言葉だけで「なるほど、そういうことか…じゃあやろう!」
    ってできないんです。

    「人間の心」があるんです。

    それをできるようにするところまで
    心の深層心理まで落とさないと自分のものにはならない

    「やろうと思っている」うちはできません

一真  う~ん。

前里  だから、「あたりまえの世界」まで
    落とし込んでいかないとできない。

    実力として身につかない、
    だから作用しない。

    そのうち、やることを忘れていきます。

    それは簡単じゃない。

一真  はい。

前里  だから「特別なプログラム」で。

一真  なるほど…。

    逆に今の時点でそう思えなくても、
    まったく問題ないということですよね?

前里  あの…「受けたい」という方が…?

一真  いや、「受けたい」という人が「流して」とか、
    「そういうふうな言葉を理解しよう」と
    思えなくてもいいわけですよね?

    そこまでハードル上げなくても。

前里  いやいやいや。

    申し込みの段階で、
    試験を用意してるので。

    一番のポイントは「情熱」ですかね。

    情熱があるとですね、よくワークショップでも
    「冷静と情熱の間」っていう話するでしょ? 

一真  はい。

前里  やっぱり情熱が大事なのは
    経営者に一番必要な条件として、
    一番目に来るのは「情熱」だからですね。

一真  はい。

前里  一晩かけてでも、話したい内容がある人
    「一歩入ってる」という。

    それなくして「クールにやる」というのは
    なかなか、できない。

    継続性がないし。

一真  「語りたいもの」があるかどうかですねぇ。

    はい、大事ですね!

前里  そうです、そうです。

一真  大事ですね。

前里  で、そのときに
    なんでもいいです。

    「じゃあ、これ聞くと…私、
     こういうのそんなに強く語りたいものってないな…」
    と思うはずなんです。

    それは「抽象度が低い」と
    そう思えるはずなんです。

    「抽象度を上げていく」と
    必ず語りたいものが、必ず見つかる
んです。

    それがあるから生まれているからです。
   
    それを見つけていくのも、こっちの仕事でしょ?

一真  はい。

前里  僕たちの。

一真  はい、はい。

前里  「総合的にやっていく」というので。

    だから「一個々々を同時に全部やっていく」というので、
    説明はあまりできないですよね。

一真  はい。

前里  今の説明でも足りないですし。

一真  はい。

    これ…次に行ったほうがいいですかね?

前里  そうですね、質問が多いのかな?っていう(笑)

一真  そうですね(笑)
 
    これはもう…。

前里  ウソです、大丈夫ですよ(笑)

一真  最初、1分で終わろうかと思った内容ですね。

    はい、じゃあ最後…。

前里  導入の説明で、これ何十分かかってるのかな?
      
一真  導入…そうですね…。

前里  40分くらいかかってるかな。

一真  はい(笑)





「前里光秀研究所 三次元革命」より

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