「『あいうえお』の気持ち」 前里光秀ワークショップ コトバンク研修生③ 

前里  まあ、ここに「株式会社わっしょい」
    って書いてますけどね。

一真  これはもうっ!

前里  これはもう本当に上場企業(笑)

一真  これ話したことありましたっけ?(笑)

前里  ないですね(笑)

一真  これもう本当に…ミツさんという人がですね、
    これ今あの…これをお聞きになってる方に
    お話してるんですけど(笑)

前里  はい。

一真  あれは大学の会場に向かう
    第1回目のときだったんじゃないですか?

前里  説明会じゃないですか?

一真  あ、説明会。

前里  入学説明会ですね。

一真  はい。

    そのときに向かう、僕なんかすごく緊張している中で
    ミツさんはああいうときでも常にリラックスで。

    タクシーで朝、会場に向かったんですよね。

前里  はい、はい。

一真  そしたら、そこでまたいろいろと
    タクシーの運転手さんが聞かれている中で
    いろいろ面白い話をして。

    ミツさんってああいうとき
    「どう思われてもいい」というか。

前里  うんうん(笑)

一真  いや、なんか変な意味じゃなくて(笑)

前里  はいはい。

一真  もちろん「大きく見せよう」とは
    ミツさんがしたのは見たことないですし。

前里  はいはい。

一真  普通にいろんな話をしていて、
    で、タクシーの運転手さんに話かけたんですよね。

前里  はいはい。

一真  どんな話…なんか…。

前里  だから、「これから入学説明会」っていって、
    いろいろやってて、「うちらは会社やってまして」っていう話から。

一真  で、それでその会社名…
    「なんですか?」とは聞かれてないんですけど、
    「これからちょっといろいろやっていきます」

    で、「会社名が、『株式会社わっしょい』って言います」
    って言って(笑)。

    運転手さんちょっと苦笑いみたいな感じで、
    「あぁ、そうですか(笑)」みたいな感じで(笑)

前里  (笑)

一真  で、ミツさん結局最後まで「わっしょい」の…
    「実は違うんです!」みたいなことを1回も言わずに終わったので、
    向こうの人も、「あ、勢いだけの会社だったの?」みたいな(笑)

    「速攻つぶれるな…」みたいなイメージで(笑)

    「わっしょい」っていったらもう…
    持ち上げて持ち上げて「勢いだけでやってます」みたいな(笑)

前里  身内だけ笑ってたね(笑)

一真  はい(笑)

    「作戦なにもありません」みたいな(笑)

前里  (笑)

一真  こういうのが一瞬でポーンと出て、
    で、あの人はもう本当にそれで笑いましたけど
    それで終わりましたからね(笑)

前里  でも忘れないよね(笑)

一真  忘れないですね。

    「そんな会社の人乗せたなぁ」みたいな(笑)

前里  だから、ホームページにも書いてますけど
    「言葉=人生」っていうのはもうまさに
    さっきのデータも言葉だし、
    「イメージ」も「言葉」の定義なくして生まれない

    「イメージの世界」ってうのはそういうものですから。

一真  そうですねぇ。

前里  そこをつくっていけるかどうかっていうので
    人生をつくって。

    じゃあ「経営研修生」が経営学んで、
    「コトバンク」はじゃあ経営学ばないかっていうと、
    「人生をつくるっていうことを学ぶ」んですよね。

一真  はい。

前里  だから経営っていう言葉じゃないけども、
    言葉を使って人生をつくりあげるので
    そこに…概念がより広いんですね、実際は。

一真  はい。

前里  だからこっちのほう難しいはずです。

一真  あぁぁ。

    逆にこれで言えば、ダイレクトにたとえば
    専業主婦の方でもこれはそういう意味では面白いわけですね。

前里  もちろん。

    それはもう全然関係ない。

一真  どれももちろんそういう側面はあるかもしれないですけども、
    「言葉で言う」っていったらやっぱり、
    一家に1人そういう「言葉にすごく詳しい」というか、
    言葉がすごく…癒す言葉を知っている方とかですね。

    そういう…でも、ただ単純に
    「価値満タン」っていう言葉を知ってても
    これでカウンセリングができない
のは、
    タイミングとかそれを知ってる背景とかいろいろありますよね。

前里  はいはいはい。

一真  だから「価値満タン」って
    すごくいい言葉ではあるんですけども、
    「知ってても使えない」っていうのは
    そこの深層を知る部分があったりして。

前里  「言葉が流れない」ですよね。

一真  流れない…。

    あ、そういうことですね。

前里  だから、「言葉が流れる」っていうのは
    言葉の面白い側面を知っていることだったり。

    言葉のもっている…「こう生きていきたい」…
    たとえば、「あいうえお」の「あ」という響きが
    「どうやって生きていきたい」と思っているのか
    っていうことを考えたことないでしょ?

一真  う~ん!

    「あ」の言葉がですね、どう活かされたいと。

前里  「前里光秀」の「前」っていう字が、
    「どうやって生きていきたい」と思ってるのか

    っていうのを抽象度をもって見ていくと、
    「言葉」っていうのが力を貸してくれるんです。

一真  「前」の気持ちですね。

前里  コンタクトをとって、コミュニケーションをとっている中で
    言葉のもっている波動をそのままスッと表に出せるので、
    だから瞬間的に生み出せて、瞬間的に笑えるし、
    瞬間的に感動したり
っていう部分につながっていく。

一真  はぁぁ。

    配慮がそこにも…はぁぁ…。

前里  見方がね、すごく細かい部分で
    神経はかなり使いますけど、でも面白いのかなと思いますね。

一真  いやぁ…。

前里  はい。

一真  面白いですね!

前里  一応、まあサラッとした説明で1時間。

一真  1時間(笑)

前里  5分くらいで説明する予定だったよね(笑)





「前里光秀研究所 三次元革命」より

wa-ku.jpg
関連記事