「おしゃれデザイン」 ③言葉力でデザインする 

一真  みなさんというか僕の心の中にあったのは、
    「デザインしてほしい」っていうのは、すごくありますよね。

    「目に見えないかたち」だからこそ、
    「どうかたちにしていくんだろう」と。

    「ボディデザイン」もそうですけども、そういうこの…。

ゆきぃ 単なるおしゃれとか、
    洋服とかもっていうことですね。

一真  そういうのは
    みんなの心の中にあったんじゃないかという…。

前里  うちの「前里光秀」っていうのは
    「価値満タンという象徴」として、その名前を入れているんですね。

一真  はい。

前里  「価値満タンである」っていう部分の意味合いとして入れていて、
    それは5年前から「価値満タン」っていう言葉をうちが使っているんで。

    それがあって、「おしゃれ」があって、
    「デザイン」があって。

    だけど、うちの一番の…なんていうんですかね…
    「心臓部分」は「言葉」なんですよね。

ゆきぃ はい。

前里  「言葉」を使って見えるデザインにしたり、
    映像にしたり
というもので。

    これまで研究所がやってきたことは
    「言葉の力」を使って、目の前の方の心を支えたり、
    守ったり、加速していくときに後押ししたり


    で、「今不安だ」っていうときに、
    やっぱり守るのも「言葉」だったんですね。

ゆきぃ はい。

前里  その「言葉」を
    ニックネームにして変換して伝えたりしたんですね。

    そのニックネームを思い出すと、
    なぜか別のアイデンティティが自分の中にスッと入って来る

    これはもちろんガイドの協力があってやっているんですけど、
    この言葉を使ってもっと、見えるものをつくっていったら面白いのかなと。

    だからどこまで行っても
    うちはコピーライターの講座もやっていくと思うんですよ、この会社で。

    それは「言葉がいかに美しく」て、
    「言葉を使って、この世界が楽しめる」というか。

    「内面の表出」というか…
    「内面にある」から「出せる」わけで。

    「出せる」ということは内面に「準備されている」わけで。

    「準備されて、出た」ということは
    既に数秒後には体験できる
くらいの。

    だから言葉を生み出せるまでが勝負だったりするんですね。

一真  そうですね。

    今は個人の話をされたと思うんですけど、
    会社として考えてみたら企業理念というものがありますけど
    ああいうものって「会社の軸を通す」という意味で、
    ものものすごく大切にされるものですね。

    あれも「言葉力」ですよね?

前里  「言葉力」ですね。

一真  それを見ることによって社員が支えられるというか
    モチベーションをもてるとか。

    そういうことも
    「おしゃれデザイン」の中には入って来るんですよね。

前里  中に入ってきます。

    だから言葉を使って
    これまでは内面を解決したりとか
    宇宙のメッセージを伝えたりとかあったんですけど、
    それをもうちょっと変換したい。

    映像とかね、映画もつくっていきたいし。

ゆきぃ いや~素晴らしいですね。

前里  動画もつくったり、
    個人のPR動画も企業のPR動画も
…という話もしていて、
    「言葉を売る」っていうのがうちの中心になっている部分で
    僕が字を書くのが好きなので、勝手にですけど字を書きたいと。

    うちは勝手な会社ですからね(笑)

    やりたいと思ったらやるという…
    それは経歴がなくてもやるという。

ゆきぃ (笑)

一真  う~ん。

前里  これは、挑戦なんですけれども。

    そういう部分を面白くやっていきたいなと。

    これまで5年間、「変化」「創造」「挑戦」とか
    「チャレンジすることが大事だ」
    って言ってきたカルマがありますから。

一同  (笑)

前里  だからうちが挑戦しないとね、
    嘘になっちゃうっていう(笑)

一同  (笑)

一真  追い詰められて…(笑)

前里  追い詰められてやるんですよ(笑)

ゆきぃ 気づきませんでした(笑)





「おしゃれデザイン」より