「おしゃれデザイン」 ②20の地球に触れる多次元デザイン 

ゆきぃ まぁ色を変えたりかたちを変えたり…
    いろんな種類の洋服があったり、髪型があったり、
    それをどれだけ変えて楽しめるのか…。

前里  「どれだけアレンジしていけるのか」というふうに考えると、
    「変化を楽しむこと」自体が「おしゃれ」なのかなと。

ゆきぃ 普通の考えとしては真逆ですよね。

    デザインとはなにかをかたちつくっていって
    構成していって、その見た目の美しさを
    かたちをつくっていくようなイメージがある中で言ったら
    「かたちがない」というところが
    本当のデザインなんじゃないか
っていう感じで。

前里  「ない」ということを知っている者がつくるから、
    「かたちが見える」というわけで。

ゆきぃ う~ん…。

前里  その「見えるかたち」の奥に「ないものが映し出される」から、
    その「デザインが光る」
んじゃないですか。

一真  はぁぁ…。

    「ないもの」っていうのは、
    たとえば自分の感情とかっていうことですか?

前里  感情はありますよね。

    感情はあるけれども、
    無限に見ていく感情っていうのは…
    無限に「人」っていうのは存在があるわけですから。

    そこで考えていくと
    今ある感情っていうのが
    「あるというふうに思いたいだけ」
であって、
    実際はそれは「ない」っていう側面もある

    別の側面から見ると、
    そういう側面はないかもしれない。

一真  ということは…それを
    「提案するようなものになっている」
    っていうことですか?

前里  「提案する」というよりも、
    自分の存在の「確認をする」

一真  「確認」…はい!

前里  「究極の遊び」なのかなと。

一真  わぁぁ…。

前里  それも、デザインの中に入っているのかなと。

一真  はい…はい!

    単純にいえば、
    「人気のあるもの」というのは
    そういう確認をさせられるようなもの
なわけなんですね。

前里  そうなんです。

    すごいデザインとか売れてるものっていうのは、
    結局は集合意識全体の共通性に触れているんですね。

    そして、もっと売れるものっていうのは
    多次元の20ある地球の集合意識全体の共通性に触れているから
    「売れる」「残る」「感じられる」ということになる。

    「無限を感じさせるもの」になるから、
    残っている
んですよね。

一真  そうですね。

ゆきぃ 「無限を感じさせるもの」…。

前里  「無限を感じさせる」

    「多次元」ということを感じさせるように
    スイッチを押されてるから、残ってるわけで。

ゆきぃ 「いい!」って思う…。

前里  それは、「世の中的には必要だ!」
    っていうので、残るわけですから。

    どうしても。

一真  はぁぁ…なるほど。

ゆきぃ その「多次元」っていう
    今言った20くらいの地球を感じさせるくらいの
    「共通性をもったデザイン」っていうのを見ることによって、
    その人の創造性がグッと上がってくる
ということになる。

    それが「いいな!」っていう思いにつながっている
    ということなんですよね。

一真  う~ん…なるほど!

    ミツさんがやっている会社の中で
    唯一、「かたちをプレゼントする」ものですよね。

前里  はい。

ゆきぃ そうだよね。

一真  「前里光秀おしゃれデザイン」でも。

    これは、決定的な違いなのかなと。

    この目に見えない話を今もずっとしていますけども
    だからこそ「目に見えるかたち」で表現できる部分を…。

前里  「かたち」ね。

一真  「かたち」ですよね。

前里  だからね、最終的には壷(つぼ)を売りたいな…と思って。

一同  (爆笑)

一真  これ、一番最初に「そういうのはやめよう」って…
    「幸福の壷」ですか?

    「これを買ったら幸せになる」という…(笑)

前里  (笑)

ゆきぃ もし、だよ?

    すごいおしゃれで、
    本当に幸せになるならいいんじゃない?(笑)

前里  言葉のイメージが悪すぎる…(笑)

一真  よくないですねぇ(笑)

ゆきぃ じゃあ、やめましょう(笑)

前里  そういうデザインはしてないですね。

一真  そういうことじゃないですね。

ゆきぃ なんで出しちゃったのかっていう、その話を(笑)





「おしゃれデザイン」より