④展示作品 カラダ・ルネサンス 


s-カラダ・ルネッサンス





「カラダ・ルネッサンス」


360度美しい。


なんと高貴な言葉だろうか。

少し傲慢さがあり、ただし嫌味はない。


人には憧れを抱く性質がある。

この言葉は、まさに憧れる言葉。

注目の的になる言葉なのです。


『永遠の妖精』とうたわれて今もなお

世界中から愛され続ける女優オードリーヘップバーン。


セクシーさの中に垣間見せる可愛らしさを撒き散らし

口元のほくろがトレードマークのマリリン・モンロー。


気品あふれる美貌は『クール・ビュティー』と賛美され

人気絶頂のさなか女優から公妃へと華麗なる転身をとげたグレース・ケリー。


彼女達は時を経て今もなお愛され続ける理由、

それは360°見られる意識を持ち続け、

美を追求し表現していたから。


話し方、しぐさ、歩き方、声のトーン、笑い方に至るまで

女優として生き多くの役柄の中に入り込み

命を注ぎ込むその姿勢が人々の心を大きく捉えるのでしょう。


本来、人はみんな欲張りなくらい美を追求し生きていくべきです。

そこに男性、女性という壁は必要ない。

むしろ男性こそ美しさを追求していく必要があるのではないかとさえ思う。


自分はこういった人間だと決めつけないで

その時、その時で色々な側面を女優の様に出していき、

役に入り込み、その役に惚れ、

その役になりきる意識が人生を豊かにしていきます。


それこそが型にはまらずに自由に生きるということ。

洋服を着替える様に、その瞬間、瞬間に

自分の好きな役柄に入り込んでいく

その柔らかさ、しなやかさが

人生に幅や深みを持たせていくのでしょう。







「個展」

8月30日~9月1日 

in 神楽坂





株式会社 前里光秀おしゃれデザイン

デザイナー 川満由希夫





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