「進化した。 別科」 ⑨15時間を15時間として 

前里  でね、別の方が絡むことの何がいいかって、
    カウンセリングするときに
    「プロがこう見てるんだ」っていう部分がわかるんですね。

ゆきぃ ほぉぉ。

一真  そっか。

前里  「あの方はこうで…あ、そういう部分が」
    「へぇ…全然見えなかった。人の心って不思議だな
    って実践的に学ぶということです。

ゆきぃ う~ん。

前里  人に強くなる…
    心理に強くなるということですね。

    「スピリチュアル」と「潜在意識」
    に強くなる


ゆきぃ はい、はい。

前里  知っていると怖くないんですね。

    たとえば「暗闇」って怖いでしょ?

一真  怖いです。

前里  これは「なにが出てくるかわからない」
    っていう人間のDNAの中に、
    要は「捕食されるんじゃないか」っていうね。

一真  ありますね。

前里  だから、そういう
    「暗いところ」とか「恐怖心」とか「問題」って、
    どういう問題がどういうかたちで、
    どう自分を苦しめるかわからないから苦しい

ゆきぃ はい。

前里  だけど「問題」が「小さいんだ」ってわかった瞬間に
    「問題」ではなくなる
んです。

ゆきぃ はい。

前里  その「小さいんだ」って見させるための
    「抽象度の高さ」「透明度の高さ」があると
    「問題」は「問題ではなくなる」んです。

一真  う~ん。

前里  それが無意識的に出てくるようにもっていくには、
    ある一定の「情報量」が必要なんです。

ゆきぃ ふぅん。

前里  「情報に埋もれないといけない」
    ということです。

一真  はい。

前里  それが対面だと
    その「情報量」にいかない可能性がある
んですね、
    少なすぎて。

    こっちが配慮を入れすぎる。

    配慮を入れたくないですけど、
    そのままいくとダウンする可能性があるのを
    出すわけにはいかない
ですよね。

    目が止まっていくので。

ゆきぃ う~ん。

前里  それはもう明らかにどこをどう見ても
    ストップがかかってるというのはこっちはわかるわけで、
    それは止めないといけない。

    それをほぐすために
    また時間をかける
んです。

ゆきぃ はい。

前里  一旦パチッて止められたドアを
    ほぐすために時間をかける。

    それがなくなるということです。

一真  いやぁ…
    ミツさんのいちばん最初の個人セッションといえば
    「個人カウンセリング」といって、
    5年前からはじめた「1時間のカウンセリング」
    があると思うんですけども、

    その「1時間のカウンセリング」で
    すぐにパッと変わられる方もいらっしゃいますし。

    でもそれでも「言っていることはわかるけど」
    ってなる方がいらっしゃったときに、
    「1時間でパッと」っていう方は
    要は止めずに1時間の情報を全部聞き続けた方じゃないかなと。

前里  はい、はい。

一真  そうじゃないっていうことは、
    やっぱりさっきも言ったとおり「60分のうちの10分」
    のようにして聞いてしまったという。

    残り50分を「摩擦」で聞いてしまった
    ような部分があると思うんですけど。

    15時間やるってなったときに、
    本当に15時間として活かしたら
    そういうふうになる
わけですよね。

ゆきぃ はい、そうですね。

一真  15時間でも1時間しか活かせない
    ことも十分ある
わけで。

前里  いや、それは十分ありますよ。

    十分あります。

一真  そこは本当に大きいですね、聞けば聞くほど。

    いやぁ…このやり方は
    今まで思いつかなかった
ですね…。

前里  だからすごく嬉しかったんですよ。

一真  う~ん。

前里  これはもう確実に、
    以前よりは確実に力になりますよね。

一真  はい。





「前里光秀大学 『進化した。 別科』」より
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