一真
質問をつくっていく過程での、
このかわり具合もまた一緒に体験できるのは
面白いのかなと思っているんですけども。
ミツさんがいろいろやるというものの中に、
言葉ではあまり普段出さないですけど
「催眠療法」というのが入ってくるわけですよね。
前里 はい。
一真 「本人が無意識のうちに」というのは、
そういう部分を多く含んでいるわけですよね。
前里 はい。
もちろん
本人の注文がなければそれはできないんですよ。
こっちが催眠をかけようと思ったとしても、
完全に催眠ってかけられないんです、本当は。
一真 はい。
前里 なぜかというと、
「日常が催眠」だからです。
一真 あぁ、そっか…。
前里 起き上がるときに「どこの足に先に力が入るのか」
というのを毎回繰り返していると、
右足に比重がかかっている方は右寄りで人生をつくっていく。
だけどそれを壊すには誰かが
「右に力が入っているよ」と言わないといけない。
一真 はい。
前里 では左にやったらどうなるのか、
やらなくても「やってみたいな」という
思いが生まれるわけですね。
一真 はい。
前里 そこで、やろうとする段階で
入り口でもう左側の人生も入ってくる。
一真 はい、はいはい。
前里 だから
気づかせることができるんだけど、
でも本人がやっていかないと。
一真 はい。
前里 左から起き上がるようにしていくと、
またちょっと変わっていく。
だけど
完全にこっちが「左に変える」
という強制はできない。
本人が日常でやらないといけない。
一真 あくまでも心を揺り起こしたあとで、
本人が「あ、そっかそっか」というのがないと
それがないわけですよね。
前里 で、
協力関係がないとできない。
一真 はい、はい。
前里 テレビの好きな番組
って大体偏っているでしょ?
ゆきぃ はい。
前里 人間が1日でしゃべる言語を全部集めていけば、
ほとんど同じ単語・ワードを使ってしゃべっている と言われている。
一真
「エリアが狭い」わけですねぇ…。
前里 狭いんです。
そのくらい
「自分を壊す人がいない」 「壊せるエリアに足を運んでいない」
ということです。
ゆきぃ う~ん。
前里
「壊れないから人生が変わらない」んです。
壊すのが先、
「現実創造」というのは「壊す」ということ なんです。
一真 はい。
前里 「瞬間の生き物」なので、
壊れた瞬間にもう「A+80」というところには
パーン!って飛べる。
でもそれは、あくまでも
壊れたあとの話なんです。
スピリチュアル情報です、これは。
一真 はい。
前里 だけど
壊さなければ「A」をずーっと
「A+1」をずーっと繰り返すということです。
これが
「慣性」です。
一真 「慣性」ですね。
前里
慣性を壊した人は
「A+780」にも飛べるんですね。
それが
「無限」ということです。
一真 「+1」でいいわけではないですよね。
最低限いいように見えても
「+1の慣性」はまた怖い人生ですよね。
少しずつしか変化していかないという…。
前里 本人も、たとえば受けるAさんも僕を直接的にすると
「聞いてみたいけど、こんな単純な質問って変なのかな」
というのがあるじゃないですか?
一真 はい。
前里 それもなくなるんです、
目の前に本人がいないので。
一真 はい。
前里 無邪気に
「UFOの直径が知りたい」とかね。
そんなことたぶん、僕を直接目の前にしたら
「なんか聞いたらダメなのかな」みたいな。
勝手なあれなんですけど。
ゆきぃ 確かにありますね(笑)
前里 そういうことも聞ける。
一真 はぁぁ…確かに…。
前里 直径は80センチですけどね。
一真 小さいですね!
一同 (笑)
前里 一真くんの「聞きたい思い」
がダダ漏れてたから(笑)
一真 はい(笑)
確かに小さいようなこと、
でも興味があること。
「こういうのって聞いちゃいけないのかな」
っていう変な空気感というのは「硬い思考」なわけですよね。
ゆきぃ はい。
一真 そこをスルッと思ったときに聞けるかどうか
というのはすごく大事じゃないですか。
前里 大事です。
テンションによっては「この回はそういう質問の回にしよう」
って本人が自由に決められるということです。
ゆきぃ それは面白いですね。
一真 う~ん。
「前里光秀大学 『進化した。 別科』」より
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