「進化した。 別科」 ②質問の先にある究極 

前里  理屈でいえば、宇宙人が目の前にUFOで出てきて
    直接顔見せながら、肉体見せながらしゃべらない


    それはショックが大きいからです。

一真  そうですね。

    対面したときのショックですね、人間の。

前里  負荷がかかるから。

    だから、データを
    僕を通してやっているわけですよね。

一真  そうですね、はい。

前里  僕は別に、多少「怖い」って言われながらも
    人間的なかたちをしているし、言葉もしゃべるし
    観念も似ている部分もある

    っていうのがあって、まあ聞ける。

一真  はい。

前里  でもそれがどんどんシンプルさが増していくと、
    僕と会うことすら少し負荷を感じる
ような…。

    「精神状態によっては」ですよ、
    「みんなが」っていうわけではなくて。

一真  はい。

前里  なので、精神状態が低いときでも
    「クオリティの高い、質の高いデータを出す」
って考えると、
    「その人のコンディションに合わせる」のではなくて。

    こちら側が常にクオリティの高さを追求しながら
    データを提供していく
ことができれば、
    本人は音源が残っているんで、何十回も聞けるわけですよね。

ゆきぃ だからその聞くときの状態によって、
    入り方もまた変わってくるわけですよね。

前里  変わってきます。

ゆきぃ 1回目と2回目では違うだろうし。

前里  で、それが無意識に
    ずーっと聞こえるか聞こえないかくらいで
    部屋で流しててもらえれば、
    無意識にそのままダウンロードできるんですね。

一真  いやぁ、本当そうですね。

    落ち込んでいるときに配慮しながら
    60分なのに10分の情報しかないのと、
    落ち込んでいようがなにしようが
    その全体性の答えがものすごくシンプルなものが
    ずーっと流れてくるのに溺れる
ような。

    そこの中にいるような感じにもう…
    気持ちよくなれるわけですよね!

前里  はい。

    なので、一番実践的であるし
    「質問を考えることの大切さ」っていうのは
    うちの研究所メンバーは知っているわけですよね。

一真  はい。

前里  それはフルトランスをやり始めたときに、
    SANに質問を聞いたときに
    全然質問が複雑すぎると、返さない
…。

    もしくは「一瞬で壊れる」という。

一真  はい、体験しましたね。

前里  「あぁ、これ意味がないんだ」

    で、質問を考えているうちに答えが見つかってしまうから、
    それは質問をしなくてももう答えを得てしまった
という。

一真  はい。

前里  で、どんどんシンプルになっていく

ゆきぃ ありましたね。

前里  だから、最終的なかたち…究極のかたちとして残ったのが、
    「どれだけSANと遊べるのか」っていうことになりましたよね。

一真  ですねぇ…。

前里  質問をもつのではなくて、
    一緒に触れ合う

    遊ぶだけ。

ゆきぃ 「交流をする」っていうところに
    目的をもってたんですよね。

前里  そうです。

    なので、「質問を考える」っていうことが
    すごく人生に、要はインパクトを与える
わけですよね。

一真  はい。

前里  自分の人生を壊し、
    それがまた創造につながっていく。

    でも、自分の
    「Aさん」っていうリアリティをもっている方が、
    そのリアリティを壊すのを、Aさんの質問では
    やっぱり力が弱すぎる。

ゆきぃ うぅん。

前里  だから、「去年も一昨年もそんなに変わらない」
    っていうことが起こるんです。

    それは自分の意図が強くても、そのエリア内の強さなので
    Bさんから見ると、すごく弱い意図の質問になっている
    可能性がある
わけですよね。

一真  はい。

前里  それを壊すには、Aさんの人生を壊すには
    Bさん、Cさん、Dさんが必要。

一真  はい。

前里  そして、直接的にデータを出す僕が
    またかけ算できる
わけで、さらにね。





「前里光秀大学 『進化した。 別科』」より
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