「言葉の威力」 前里光秀ワークショップ コトバンク研修生② 

前里  今まで言葉と関係ないけども
    言葉を読むと「嬉しいな」と思ったり、
    たとえばよく街を歩いているときに
    「看板がやたら気になるな」っていう方は。

    もしね、いるとすれば
    センスはあるかもしれないです。

    文字に意識が向いていけば…
    文字のかたちとかですね、「なんか響きが面白いな」とか。

一真  うぅん!

前里  そういうのに敏感な方は
    たぶん面白いのかなと。

前里  で、「そんな経験もないんですけど」っていうことを
    まあ、言う必要もないし。

一真  はい。

前里  そういうことは条件として
    書かれてないので。

一真  はい。

前里  「どれだけ言葉を楽しみたいのか」
    っていう部分ですね。

一真  はい、はい。

前里  で、あとは「コトバンク10」っていうので、
    一真君が書いた言葉の中で…。

一真  はい。

    たとえばこの…「価値満タン」という言葉はもう
    代名詞のようになっている
部分があると思うんですけど。

    本当にこれが出た瞬間僕も聞きましたけど、
    普通にポロッと1回出たときに…
    「創造セラピー」の1回目ですね。

前里  はい。

一真  そこにいた参加者の方が
    「うわぁぁ!」ってなって、
    「そうなんだぁ!」ってなって(笑)

前里  はい。

一真  これもその、ミツさんがいろいろ今まで伝えてきた…
    今で、3年前くらいですよね?

前里  はい。

一真  まあ、4年前…。

    ミツさんが伝えてきたことをわかりやすく
    ひとつの言葉にした
んですよね。

前里  わかりやすく凝縮した瞬間でしたね。

一真  で、いまだにその言葉が流れ続けてるっていうのが、
    その人に影響を与え続けてるっていうのが、
    本当に…こういう言葉があるわけですね。

前里  はい。

一真  う~ん。

前里  そういう「本質を通って出た言葉」っていうのは。

一真  「本質を通って出た言葉」…。

前里  すぐイメージがしやすい。

一真  はい。

前里  これをつくるのが結構大変でしょ。

一真  はい。

前里  「そこを苦しみながら一緒に勉強しましょう」っていう。

一真  あぁ。

前里  これはじめてでね、どこまで高度になっていくのか
    こっちもわからない。

    ただ、それを受け取るのを
    奇跡的に楽しみたいな
っていう思いで来ていただければ、
    僕としてはすごい嬉しいというか。

一真  はい。

前里  ものすごく楽しみにしているので。

一真  なるほど…。

前里  本当に幸せな方っていうのは
    「言葉力」がある
んですよね。

一真  言葉力…。

前里  人と人は言葉でコミュニケーションとりますし。

一真  う~ん。

前里  自分のことを言葉で紹介するでしょ。

一真  はい。

前里  で、相手のことも
    言葉でデータとして入れていく
でしょ。

一真  そうですね、はい。

前里  置き換えないといけない。

一真  はい。

前里  で、服もいいなって思ったときに、
    「じゃあ、あの人みたいな雰囲気がもてるかな」
    たとえば「好きな女優さんみたいになれるかな」
    ってなったときに、この服とその女優さんと自分の間の、
    関係性を言葉でイメージする。

一真  はい、はい。

前里  「ゴージャズ」だったりとかそういう細かい部分を、
    自分独自の言葉をもっているんですね、それぞれが。

一真  はい、はい。

前里  その物語をもってる。

    その「物語」をつくる元が、「言葉」でしょ。

一真  う~ん。

前里  だから言葉ってすごく大事なんですね。

一真  「言葉は心をつくっている」
    と言ってしまってもいいわけですね。

    そういうもので、イメージとか。

前里  「イメージをつくる」っていう意味で。

    で、「データ」ですよね、
    「心」っていうのは。

一真  はい。

前里  男性で、何歳で、名前がこれで
    っていうデータ。

一真  はい。

前里  全部データは言葉で成り立っている

一真  はい。

前里  このデータを、要は「俯瞰する」とか
    「コントロールする」っていうことができれば、
    自分の人生のイメージも書き換えることができるわけで。

一真  データを…「データも俯瞰できる」わけですね!

前里  だって、「観念」っていうのはデータでしょ。

一真  はい。

前里  だから、それをやっていく。

    あとは、カウンセリングやってるときに一番大事なのは
    僕らが使ってる、要は商売道具にあたるのは「言葉」ですよね。

一真  はい。

前里  「言葉」と「イメージ」、
    この2つを使ってるんですね。

一真  はい。

前里  それで、人の不妊だったり、うつ病だったり、
    そういう停滞感だったりを「言葉」で壊している


一真  はい、はい。

前里  で、再度言葉を再構築する中で
    その人がイキイキとするっていうのは
    言葉をつくっただけの話で。

一真  はい、そうですね。

前里  そこに付随しているイメージを使っているだけ。

一真  はい。

前里  だから、細かいカウンセリングの技術を学ぶのは
    こっちかもしれないです。

一真  はぁぁ。

前里  言葉を使うので。

一真  これこそ「具体力」ですよね。

前里  そうですね。

    難しいんですけど面白いと思います。

一真  うぅん。





「前里光秀研究所 三次元革命」より

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