一真 今みたいなその、1つひとつのパターンというか
1つひとつの場所についての、
「いくつかの視点」のお話をしましたけども、
そういう
枝葉の部分から抽象度も「俯瞰する」というふうに
上がっていくっていうのはできるわけですね。
その部分から本質で…。
前里 できるんですけど、部分々々を
同時に引き上げないと落とされる。
「潜在意識のルール」と同じで。
一真 はぁ…同じですね。
一箇所を上げようとしてもダメですね。
前里
バランスよく、全部に気を配る方だけ
がステージを越える、上がる。
だから「お金さえあればいい」っていう方が
お金が「上がる」ことはない。
夫婦関係とか人間関係とか、そういう仕事力だとか
そういうものをみんな大事にするからこそ、
集合意識の合意のもとで上にスッと上がる。
それは集合意識がやってくれる。
一真 はい。
前里 だけど、それなくして「やる」というのは、
委ねると上がるんだけども、
「自分の力だけで」っていう硬い思考だけで
「これだけ上がればいい!」って考えてると、
「ひとつである」っていう考えには相反する考え方
になってしまって、はねられる。
一真 なるほど…。
じゃあですね、これを聞かれてる方が
「どういう動機で経営研修生を申し込んだらいいんだろう?」 ってなったときに、さっきの話で言えば、
その流れるような人に流したい優しさをもちたい前提で考えたら、
「同時に上がっていくようにはなる」ということになりますか?
そういう…要は、「私心」ではなくて
人に流したいような思いで「そういうことを学びたい!」
と思うときには。
前里 もちろんそうです。
なんですけど、難しいのは
そういう言葉だけで「なるほど、そういうことか…じゃあやろう!」
ってできないんです。
「人間の心」があるんです。
それをできるようにするところまで
心の深層心理まで落とさないと自分のものにはならない。
「やろうと思っている」うちはできません。
一真 う~ん。
前里 だから、「あたりまえの世界」まで
落とし込んでいかないとできない。
実力として身につかない、
だから作用しない。
そのうち、やることを忘れていきます。
それは簡単じゃない。
一真 はい。
前里 だから
「特別なプログラム」で。
一真 なるほど…。
逆に今の時点でそう思えなくても、
まったく問題ないということですよね?
前里 あの…「受けたい」という方が…?
一真 いや、「受けたい」という人が「流して」とか、
「そういうふうな言葉を理解しよう」と
思えなくてもいいわけですよね?
そこまでハードル上げなくても。
前里 いやいやいや。
申し込みの段階で、
試験を用意してるので。
一番のポイントは「情熱」ですかね。
情熱があるとですね、よくワークショップでも
「冷静と情熱の間」っていう話するでしょ?
一真 はい。
前里 やっぱり情熱が大事なのは
経営者に一番必要な条件として、
一番目に来るのは「情熱」だからですね。
一真 はい。
前里
一晩かけてでも、話したい内容がある人が
「一歩入ってる」という。
それなくして「クールにやる」というのは
なかなか、できない。
継続性がないし。
一真
「語りたいもの」があるかどうかですねぇ。
はい、大事ですね!
前里 そうです、そうです。
一真 大事ですね。
前里 で、そのときに
なんでもいいです。
「じゃあ、これ聞くと…私、
こういうのそんなに強く語りたいものってないな…」
と思うはずなんです。
それは「抽象度が低い」と
そう思えるはずなんです。
「抽象度を上げていく」と
必ず語りたいものが、必ず見つかるんです。
それがあるから生まれているからです。
それを見つけていくのも、こっちの仕事でしょ?
一真 はい。
前里 僕たちの。
一真 はい、はい。
前里 「総合的にやっていく」というので。
だから
「一個々々を同時に全部やっていく」というので、
説明はあまりできないですよね。
一真 はい。
前里 今の説明でも足りないですし。
一真 はい。
これ…次に行ったほうがいいですかね?
前里 そうですね、質問が多いのかな?っていう(笑)
一真 そうですね(笑)
これはもう…。
前里 ウソです、大丈夫ですよ(笑)
一真 最初、1分で終わろうかと思った内容ですね。
はい、じゃあ最後…。
前里 導入の説明で、これ何十分かかってるのかな?
一真 導入…そうですね…。
前里 40分くらいかかってるかな。
一真 はい(笑)
「前里光秀研究所 三次元革命」より
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