研究生 東京レポート⑫ 

人は誰しも、「頭ではわかっているんだけど…」
という事態に直面することが、この世界ではあると思います。


ある意味では、誰でも自分の強みや弱点は、
それが漠然としたものであったとしても、ある程度自覚し、
「ここをこういうふうにできれば」とか、
「ここをもっと活かすことができないだろうか」と自問自答し、
日常の中で自分なりに実践しているものだと思います。

そして上手くできた部分もあれば、
変えたいけどなかなか変えられない部分もあり、
時にこの世界のやわらかさを体験し、
そしてこの世界の難しさを感じるものだと思います。

この自分が難しく感じているところ、その「困難」を溶かす近道も、
「集合意識からの応援をもらう」ということに尽きると思います。



大学の講義で伝えている
「豊かさ」や「あり方の重要性」も、
自分自身のいい状態をつくりあげるということが、
それだけで全体性に貢献しているからです。

人は皆、木の根っこのように無意識下では繋がっています。

自分が楽しい・嬉しい・心地いいと感じているとき、
それはたとえ部屋で一人で読書をしているときであっても、
無意識下を伝わって他の人に対して良い影響を及ぼします。



この日の別科では、
この受講生の方の変容・成長祝いもそこそこに、
更に講義で上がったトピックを細かく紐解いていきました。


人をたてるをということ、人を応援するということ。

中途半端に人を褒めても逆効果になるときもあります。
全力で褒めぬく、真剣に、美しく、上手に、無意識的にやる。



人のプラス面を探し、遊び心をもって掛け算していく。

そして「誰よりも上手に人を売り出す自信がある」、
「だからチャネリングができるようになった」
と、ミツさんは話していました。


思いっきり人に優しくする、
それがどれだけ面白いことか。

あの人のおかげで「今の自分がある」
という感謝の気持ち、低姿勢・謙虚さ。

ネガティブを笑いに変え、
奪い合うあのではなく掛け算をして遊ぶ。


それが「礼儀」。


それを皆やらないから、
やれば「半年もすれば人生はひっくり返る」。



人を救うことも、人を育てることも、
ときには「めんどくさいこともあるかもしれない」
それができるかどうか、皆できない、というライン。

このラインを越えていくには、
「人の価値を変える覚悟」が必要。


と怒涛に続く、人をたてるということ、その徹底ぶり。

そしてその思考の深さ、考え抜く力とは、
「楽しい」「面白い」といった感情は一旦横に置いている状態。

自分に光を当てず、ずっと行動し、ずっと提供し続ける。

その「自分がない状態」こそが「幸せな生き方」。



どういう技術でも、それを入れることに
最初は潜在意識が抵抗します。

それを入れてしまうと現状を維持できないからです。

その技術がパワフルな現実創造を
生み出すツールであれば、それは尚更でしょう。


しかし、どういう技術であったとしても、
時間をかけてじっくり取り組んでいけば誰でも上手になります。

そしてそれをやれるようになると、やれる「場所」を持ちます。



人をたてる、地域をたてる、地球をたてる、
というこの行為も、やり始めれば誰でも上手くなるはずです。

そしてある時点で越える「ライン」
、このルールに沿い、使い切って遊び倒すという「覚悟」。


この「誰もやらない」という領域に足を踏み入れるとき、

それは自分の使命に生き、その先に想像を越えた世界を体験するということ。

そのとき宇宙人は、もはや「眠っている」という表現は使えないはずです。






今回、僕がこの東京の3泊4日間で得た一番大きなものとは、
この「覚悟」だったと思います。

そしてそれを後押しした、
あらゆる場面でのワクワク・ドキドキとした臨場感。



この臨場感を感じていたい、これを拡大させたい」
という純粋な気持ちを自分の中に感じたとき、
「覚悟を決める」ということは
全く難しいことではなかったと思います。



自分自身の人生を生きる。

自分の使命を生きる覚悟を決める。













前里光秀研究所  研究生 比嘉公彦 
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