研究生 東京レポート⑧ 

講義は、人間関係の中核、
会社の中での自分のあり方に入っていきます。


これはある受講生の方が、会社から大きな仕事を任されて
今まさにターニングポイントを迎えている、
というところから始まりました。

責任ある仕事を任されてプレッシャーを感じている受講生の方、
この方が今やるべきこと、考えるべきことはなんでしょうか。

どこへ意識を向けるべきでしょうか。



ヒントは「根っこに戻っていく」こと。

そう言ってミツさんは、
わかった方は挙手をするように促しますが、
誰も正解を出せません。





この問の答え、今この方が意識を目けるべきところは

「創業者の思い」

つまり、企業理念です。





自分が所属している会社の企業理念とは、
創業者の人生そのものです。

その物語を世の中に広めることが社員の仕事になります。


成果を継続して上げ続けるには根っこに戻る必要がります。
ズレは継続を許さないからです。

これが全体性です。

自分光では途中でエネルギーが切れてしまいます。



物事にはスタートがあり、
まずは徹底して創業者のあり方を学びます。

会社で自分の味を出すには3年待つ気の長さが必要です。

これが会社の中での他人光、
「人をたてる」ということです。


自分のことをやりすぎず、
創業者本人よりも「本人のことを知る」のです。

逆説的ですが、それが世の中で自分の声が通る、
ということになります。



自分の使命に急がない、焦らない。

創業者その人を売り込む覚悟があるかどうか。


これを誰もやらないから、
やるとすぐに成果が出る。

この見えない文化を味わえるかどうか。
そしてこの文化を入れるといずれ社長になる。


「社長」というこの抽象的な響きが、
この理論を通すと現実味を帯びてきて、非常にわくわくしますね。

そして企業理念に沿っていると自然とアイディアがわく。

線が通っている状態です。

そして線を通した先にある、どこをとっても調和しかない、
という安堵。

このツボ所をつかんでいれば、
何を聞かなくても吸収量・吸収力が違ってくる。

つまり、「理念に沿えば逆に自由になる」。

この自由という言葉には家族や一族の繁栄・メリットも含まれます。



企業理念をつくるということはお金の価値に換算すると
300万円くらいの価値があるそうです。

企業理念とは、会社の「線」ですから、
いかにこの「線を通す」ということが重要かというのがわかります。



「何屋さんかわからないお店」に入ることは抵抗を感じます。

不安だからです。

また創業者がどんなに素晴らしい商品を思いついたとしても、
末端の現場の人までその線が通っていなければ、
その商品はなかなか売れないでしょう。

そして線が通っていない会社、
つまり社員がバラバラに動いてしまう会社は潰れてしまいます。

線が通ると気持ちがいい、安心する。

それは顧客からの「信頼」になります。



前途した、学園においての「100点をとることのススメ」も、
目標に向かって妥協なく突き進むという、
線を通しているということに他なりません。

その通った線を見て、その姿勢を見て
人が「気持ちいいな」「美しいな」と感じ、
人を惹きつけ、引っ張るのでしょう。







前里光秀研究所  研究生 比嘉公彦

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