川満由希夫 vol.15  「おもちゃ」  





僕は後日、この出来事を自分なりに考えてみました。

今回はそれを書いてみます。



僕はあの時「価値満タン」を知りました。

頭ではなく心で知りました。

豊かさに触れた瞬間でした。

それは素直に嬉しかったし感動した。


でも、手放しで喜んでしまいました。

「自分は価値満タンではない」

と公言したのです。


「たまには価値満タンになる」

という方がリアルかもしれません。



そして僕はこう考えます。


すでに前から持っていて毎日遊んでいるおもちゃを、

明日おもちゃ箱で見つけて大喜びするでしょうか。

まるでたった今プレゼントしてもらったかのように、

手放しで喜ぶでしょうか。

決してそうはならないはず。

元々自分が持っているものは、

たとえそのおもちゃが大好きで大好きでたまらない子供でも、

淡々と遊び始めるでしょう。


それをまるで初めてのように喜ぶとしたら、

「毎日遊んでいるはずのそのおもちゃを持っていなかった」

と勘違いした時くらいだと思います。

そんなことがあるのかどうかは別として。


私達は一人残らず「価値満タン」

どんな状態であろうと、その”状態”です。

それはすでに持っているおもちゃです。

確かに忘れているかもしれません。

でもそれは勘違いなのです。

忘れて遊んでいる。

なのに、元々そうであるのに

手放しで喜ぶということは、

そうではなかったかのように振舞うのと同じこと。

それは心からすれば

「そうではない」

になってしまう。

価値満タンで在り続けることは当たり前ではないと。

たまにそれに気づく程度でいいんだと。


実際には、価値満タンを使って

価値満タンとは思えない現実を創るということになる。

なんとも複雑だと思います。

元々持っているものは持っていて当たり前。

そのシンプルさが豊かな現実を創造するコツなのだと思います。

だから、その瞬間を体験した瞬間には是非、

これを心掛けてください。



「喜ばない」


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