前里光秀大学【35】 Beがある世界 

「徳を積む」とは、「Be」があって
はじめてできることです。

なぜなら、「Do」の精神の中には
すぐに結果を求めたい実現思考があるので、
損得勘定で判断しようとするからです。



では、それをやっているようでもうまくいかない場合、
どうすればいいのでしょうか。

それは、自分が間違っていたと考えられるか、
つまり「Beを見直す」ということです。





「Do」は行動ですから、頭を使いません。

「Be」は在り方なので、
自分の根本を見直すキツい作業ですが、
その見直した後に新しく導入するエネルギーが
さらに味わい深い世界を体験することにつながっていきます。

前里はこれを、別の言葉で「チャレンジ」と言っていました。




これは本当に難しいことです。


多くの人はうまくいかないときに
その原因をどこか別に探そうとしてしまいがちです。

また、自分に責任があると気づいても、
何かの行動、「Do」でそれを挽回しようとします。



例えば僕は、長い間「Be」の静けさに耐えきれず、
「Do」を先行して仕事をしてきました。

ある時それが周囲に大きな問題を生むことになり、
生活の見直しを迫られ、大きな決断をすることになったんです。


それは、「仕事をしない」ということ。


と言っても、「Doをしない」という意味で、
それが本当の意味では「仕事をする」ことにつながる
ということでした。

僕には、ロープでぐるぐる巻きに動けないように縛られても
動きたくなるくらいの「Do」があって、
そして動いた結果、「Be」を見直す時間がない
というような状況。

その「時間」を無理やり与えられたことで、
これまで経験しなかったような時間が一気に
つくりだされるようになったのです。


それが、「Beを見直す」時間であって、
はじめは戸惑いながらもだんだんその状況を
受け入れていったように思います。

前里から仕事ではじめて評価をもらったのは、
その後でした。




今も、もちろんその実践過程。




皆さんはもう知っているかもしれませんが、
「Beがある世界」は、「Doの世界」からは想像できない
「豊かさのある世界」です。


人類はそこへ、向かっています。








前里光秀研究所 和田一真
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