前里光秀大学【27】 豊かさ、その3つの定義 

「成功を目指すのではなく、豊かさを目指してほしい」






前里光秀大学で学問する「創造の仕組み」は
ある意味その「豊かさの仕組み」でもあります。



前回の講義で教わったように「創造」は「選択」であって、
自分が選択する「創造ポイント」で何を創造するかは
この世界の究極の楽しみです。

それと同じように「豊かさ」は「状態」ですが、
それを体現する人たちだけが享受する体験があるので、
その人たちが住む場所があると仮定して
前里は豊かさを目指すことを
「豊かさという町へ住民票を移す」
と表現していました。




そして前里はマイクをある人に渡しました。




その人は最近、前里から聞いて
「豊かさの町」の良さを知り、そこに住みたいながらも
定住の難しさも身をもって体験していました。

その生の声として「豊かさの町」についての
紹介をしてくれました。






その人とは、ゆきぃさんです。


ゆきぃさんは前里が語った中から
「豊かさ」について3つにポイントを絞って
定義づけをしました。




豊かさとは

 ① やりたいことを、やりたいときに、やりたい場所で
    やりたいようにやっている状態
 ② 不安、恐怖がない状態
 ③ 常に人のために生きている状態




その日の講義より1週間くらい前、
東京オフィスでゆきぃさんは「豊かさ」の衝撃を
体験したそうです。

(ちなみになぜ今、これがテーマになっているかは
 前里光秀大学の受講生のみ知ることとなっています)

それを受け入れたとき、ゆきぃさんは
「胸がごっそり抜けた感覚がした」と言い、
何とも言えない爽快感があったそうです。




体の感覚で「胸が抜ける」とは
心臓の鼓動と連動するように形成される情熱のエネルギーが
まるごと穴が開いて空洞になるような感覚で、
特にそれがもともと強かったゆきぃさんにとっては
「中心」がなくなったように感じられたと思います。

その「中心」を失うことは
恐らくまことに不思議な感覚であっただろうし、
またその「中心」がある程度のエネルギーを形成していたわけですから、
それを昇華した清々しさも同時に体験したはずです。


確かにそれを体験した後に会ったゆきぃさんは
いつもの熱っぽさがなくなり
少し白みを帯びているように見えました。


僕が前里に感じる「絶対的な安心感」に似たものを
ゆきぃさんに感じ、ゆきぃさんもその一端を自覚しているようでした。

また、その変化によって
ゆきぃさんの行動を司る知性・情熱・意思の三要素のバランスが
明らかに変わっていったことも確かだと思います。





ここから先の詳しい説明は
何と言ってもゆきぃさんから聞いていただきたいですが、
これはゆきぃさんが体験したこと、聞いたことの
ほんのごくわずかです。



それを踏まえた上で驚くべきは、
「それでも豊かさの町の入口に、片足を踏み込んだだけ」
だということで、それの言葉の意味には
「すぐに引き返すことができる」
ということを含んでいます。

もちろんこれは望むことではないですが、
そうさせる「見えない仕組み」がこの世界にはあります。




それが、潜在意識による心の深層作用です。









前里光秀研究所 和田一真
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