「経済力が上がりますけど大丈夫ですか?」
矛盾しているかのような質問ですが、
個人顧問プログラムの一コマです。
東京オフィスにて行われた東京個人顧問プログラム。
前里からのこの質問に「今すぐでも大丈夫です!」
と言った受講者の方はこのあと、
とてもとても重要な”事実”を知ることになります。
その”事実”をゆっくりお伝えしていきます。
※この記事は今回の受講者の方を例に書き始めていますが、
ここから先は「多くの方」がそうであることについて書くことをお伝えしておきます。 たとえば状況として「そう答えるのが普通」だと思います。
「大丈夫ではない」と答えるのはおかしい。
「大丈夫ではない」は「経済力を上げたくない」と言っているようなもの。
だからその逆を答える。それは当たり前だし誰でもそう答えるだろう。
人として一般的な流れを配慮して作っているようなものだ。
それもさらに覚悟を伝えるために
「今すぐ」という強めの言葉を付け加える。
完璧だ。
しかし、事実はそうではない。
この「今すぐ」という言葉。
この言葉の中に何が見えますか?
とてもシンプル。
「大丈夫ではない」という心です。
なぜか。
これもまたシンプル。
「今すぐ経済力が上がることはないと知りながら言っている」
からです。
心というものは緻密です。
自分の心でありながらうまくコントロールできない。
実際は違うが、感覚としてはそう言っても過言ではない
たとえばこう思う方もいるだろう。
言っていることはわかる。
でも先にも書いてある通り、「人として当たり前の流れ」
を行っただけで、実際はもちろん今すぐは無理だと知っていて、
ある意味では冷静にそう答えているだけだ。
わかっている。
そしてむしろ先に決定して強烈にそこに向かう意思があるのだから、
良い答えだ。
だからそんな一つの言葉から「大丈夫ではない」
という決定をするのは大げさではないか。
本人は「わかっていて」言っているのだから。でもそれでも事実とは違ってくる。
どんな理由があろうと、その流れの中で経済力が上がることはない。
実は心の芯から「大丈夫」を確信している人は
このような答えを返してこないという事実があるからだ。
ここで答え方の正解、不正解を問うつもりはないです。
でも「大丈夫を確信している人」がどんな答え方をするのか。
興味があると思います。
それについては次の記事で。
前里光秀研究所 川満由希夫
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