バランスに酔いしれる 



大学、講義、すべてが初めてのことで、

一体どのような空気、流れ、内容が飛び出すのか

私達も一切聞かされてはいませんでした。


でもとにかく明確なのは

「これまでと違う」という点。


何が違うのか。


特に感じたのは前里の話し方。

話す内容の細やかさと言えばわかりやすい。

丁寧にゆっくりと言葉を選んで細かく伝えている。

今までがそうじゃなかったというわけではなく

今まで以上に繊細に届けようという意志が見えた。



実は私は個人的にこう思っていました。

「これはラッキーだ」と。

なぜラッキーなのか。

その理由を説明します。



フルトランスの映像はご覧になりましたか?

ある方がこう言っていました。

「自分には難しい」 



そうです。

Sanの情報には難しさがあるのです。

正直私も難しいと感じます。

でもこれはただただ情報が難しいというわけではなく

宇宙意識であるSanの伝え方が

私たち人間にとっては難しいということもある。

言葉1つの背後にある広がりが大き過ぎる。

その広がりはどんどん拡大しながら、さらに高度になってきている。

とにかくどんどん難しくなってきている。

最初からずっとSanのメッセージを聞き続けている私と和真君には、

特にそれがよく分かります。

そしてたぶんそれは止まらない。

もっともっと広がり、高度になっていくだろう。

それはとても楽しみであり、喜びでもある。

私達は早くそれを聞きたくて待ち望んでいる。

早くその情報をみなさんに伝えたくてワクワクしている。

ほぼ一番最初にその情報を聞けることも私の楽しみである。

前里よりも先に聞くのだから♪



しかし、大学での前里の講義を聞きながら私にはホッとする感覚がありました。

おかしな表現かもしれないがそういう感覚があった。

でも「わかりやすい」などという理由でそう感じたわけではない。


人間前里が「技術」を間に介入させることができる、という部分にそう感じた。


忘れそうになる方もいるだろうが、

前里光秀は人間である。

強烈に宇宙人寄りの人間。

やはりSanとは違う。

Sanは前里の未来世だが、違う。

もちろん良い意味で。


人間である前里は、やはり人間らしい。

1つの情報を多方面から講義する。

人はその中から自分が理解できる「1つの面」を選べるのだ。

今回の大学での講義もそうだった。

学生にじっくりじわじわ浸透させようとする意図が見えた。

同じ情報でも、私たちに届きやすいように変換されている。

発信元が同じなのだから、途中でどう変換されようと、

実は私達に受信される情報も同じになる。

実際は前からそうだった。私は忘れてしまっていただけだ。




Sanという強烈な「宇宙人」が表に出たことで

前里光秀という「人間」がますます際立ってきた。

今回の大学の講義内容にそれを感じた。

2人と表現すべきなのか迷うところだが、

前里とSan。

この2人の「存在」はもうすでにバランスの中にいる。

それも絶妙だ。

だがまだその「絶妙なバランス」は表に出ていない。


フルトランスチャネラーは世界中に存在する。

しかし、私が思う「絶妙なバランス」を使っているフルトランスチャネラーは

私が知る限り、いない。


「絶妙なバランス」について。

”人間前里はわかりやすく説明できる”

という安易なことを言っているわけではない。


まだ表には出ていない2人の存在のバランス。

それはもちろん超必要だからこそ必然であった。


前里光秀大学は始まったばかり。

その中で、または別のプログラムの中で

私はまた酔いしれることになるのだろう。






前里光秀研究所 川満由希夫


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