「ここに来る前の記憶」 


ここに来る前にした約束を思い出してください。

生まれる前の約束を思い出すことが出来ますか?

一緒にやってきたことを思い出してください。

あなたが自分で決めたことを思い出してください。




これはSanのメッセージの中に

必ずと言っていいほど出てくるキーワード。




とにかく私達は忘れていることが多いようだ。

まず「多次元の存在」であることを忘れていることが

今の私達のリアリティを固くしてる要因だということはわかった。

しかしそれだけではない。



自分で決めたことも忘れている。

なんだか拍子抜けするような話だが、

これも私たちのリアリティに大きな影響を与えている。

だからSanは何度も「思い出してください」と伝えてくるのだろう。





今回のメッセージの中にこういう流れがあった。





「あなた方はすべてを持っている。

しかし、この3次元という世界でそれを縮める。

それは、次にくる拡大を楽しみにしているから」

そして再度


「それが”見たかった”という記憶を思い出せますか?」


と聞いてくるのだ。




このメッセージを紐解いてみようと思う。


まずは「思い出せますか?」という言葉にはある前提がみえる。

どういうことか。

私達は縮めることも拡大することも決めている。

そして自分が拡大したことを新鮮に喜ぶことも決めている。

そしてそのすべてを忘れることも最初から決めているのだ。

Sanはそう私達に伝え、さらに「思い出せますか?」

と聞いている。

それは、それが「確定事項である」という証拠だ。

それが前提にある伝え方だと私は考える。


特に「拡大を楽しみにしている」という部分においては、

「拡大することを断言している」と考えてよい。



しかし、実は「断言」については言い過ぎな部分もある。

「拡大しないリアリティ」も確実に存在しているからである。


ただ私が断言という言葉を使うには理由がある。

少なくともあの場にいた私達は

Sanに出会い、このメッセージを聞くことも最初から決めていたのだ。

そして、それを思考し、この記事を書くリアリティを体験している。
(流れ的には「それも決めていた」となるがその表現はやめます)

ましてや私の中には「これをたくさんの方に伝えたい」という思いがある。

そして実際にこの記事を読んでいるあなたも

私と同じリアリティにいて、同じく思考しているはず。

ということは、あなたもあの場にいたのと変わらない体験をしているのだ。



いや、そんな細かいことに意味はないのかも知れない。

Sanの言葉に限定など入っていなかった。

メッセージは常に、この地球という惑星、このリアリティ全体に届けられている。


だから、それをわかりやすく時間軸をを使った表現をすれば

「全員が拡大するレールにのっている」と言ってもおかしくはない。



とにかく、すでに決めてある「それ」を思い出す方法を

「1つずつこなして楽しんでいる」と考える方がスマートではないだろうか。






この記事の内容を「ただ前向きに捉えただけだ」

という簡単な理解で終わらせるのはもったいない。



しかし、「それならこのまま流れに任せればいい」

というのも間違っている。






みなさんはどう感じますか?






前里光秀研究所 川満由希夫
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