観念をつくる理由 

前里光秀研究所にて、週末の夕方。






ゆきぃさんが剛さんと話していたこと。

「もともと存在しない観念を、
 なぜわざわざつくっているのか?」



これについて質問をいただいたので
答えました。

それは、「生きるため」




これについては、ゆきぃさんが
下記の記事に書いています。

http://maesatomituhide.blog.fc2.com/blog-entry-362.html










時間軸があるとして考えると
「私」という意識は生まれ変わりを繰り返し
今、地球で生きています。

地球時間では、人間は普通に過ごして
だいたい80年は生きますよね。

それは技術革新でこれからもますます
伸びていくのでしょうが、
時間的にはとても長い時間
ひとつの人生を「維持している」と考えられます。




その維持の中で強烈に活躍しているのが、潜在意識。

潜在意識の役割といえば、
もともとは好奇心だけの創造性豊かな意識が
つくらなくてもいい創造性を
しまっておくポケットのような役割でした。

それは人類進化の過程での出来事であり、
こちらの都合でつくったものなんです。

でも次第にその層がどんどん大きくなって
今では何をどのくらいしまっているのか
分からなくなってしまっている。

これは、主に恐怖や不安につながっています。


ただ、そのしまっているアイテムは
こちらの都合でしまっているので、
プラス面といえば、人生には都合がいい。

そしてそれが、人生を維持することにつながっています。




ちょっとおかしいですが、こういうことです。


便宜上つくった潜在意識というポケットに
恐怖や不安をしまっているので重みがあるが、
そのおかげで安全な人生を送っている。

結果的に、長い時間の人生を維持している。

「楽しそう!」と生まれた地球で
「生きたい」、いや「ねばならない」
と変換したんですね。

もちろん生きることの否定ではなく
そういうすり替えが入っているだけの話です。





これが、「観念をつくる理由」です。











観念は、存在しない。

でも、「観念が存在している」というリアリティに
観念はたしかに存在している。


その発端は人それぞれ違いますが、
大まかには同じ。

そうしてネットワークをつくって
これもまた、「維持しています」


でも、そのネットワークにいながらでも
気づいた観念は外せる、リリースできるのも事実で
それは自身の浮き身をつくり、創造的でもあります。

そのずっとずっと先に、宇宙人。









夕方のお話でした。












前里光秀研究所 和田一真
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