『美輪のワンネス体験 vol.1』 ~私たちは100%価値満タン~ 

『美輪のワンネス体験 vol.1』
~私たちは100%価値満タン~

ㅤㅤ
東京に着いた翌日には
顧問のセッションが2件ありました。

1対1のセッションを隣で見る、


という不思議な空気感の中で始まりました。


透視・チャネリングのセッションを
希望されていたのでㅤ
透視・チャネリングのメカニズムを
伝えるところからスタート。

一見、事務的というか、
出来事の説明というような内容に感じますが、

実は、そこで事前に状態を
緩める仕組みが組み込まれています。

壁を下げると言えばわかりやすいかもしれません。

初めての経験を前に人は、
現実的ではない壁を自分の目の前に
作ることが多くあります。

今回の受講者の方は
予想以上に柔らかく入っていきましたが、

どんな状態でもまずは初めに
「壁を下げる」ことはしっかりとやります。

もう少し説明すると、セッションの途中でぶつかる

「視えない」「わからない」
という思考に布石を打つということです。


そして透視のセッションが始まります。

透視のセッションは、
僕もワークショップの中でやります。

基本の流れはあったとしても、
一人ひとり認識や感覚は違うので、

実は、「これが最高の方法だ!」
というものはありません。

心をしっかり見ながらゆっくりじっくり
セッションを進めていかないと、

場合によっては逆に「できない」
を強烈に印象付けるだけで終わる可能性もあります。


そんな中で今回、前里が
1対1の透視セッションをやることに

僕は勝手にワクワクしていました。

実は久しぶりにそれを見る機会だった
というのもその理由です。

前里自身がどんどん変化、
進化している中、

どんな内容になるのか、
何か新しい方法が飛び出すのではないか。

その中で受講者の方は
どういう変化を手にするのか。

様々な期待の中で見ていました。


しかし、セッションは
僕がやることになっていました。


突然のような、予想できていたような… 
という中でセッション開始。

まぁ研究所内では日常である「突然」だったので、

いつものようにセッションを始めました。


基本的な流れから始まっていきます。

先ほども書いたように、
受講者の方は柔らかい状態で
セッションに入りました。

とてもスムーズで、
特に何も問題なく透視の入り口に
足を一歩踏み入れてくれました。

最初の段階では、特に明確なものがないままで
あえてそこまで到達します。

「透視をする世界」
と僕は勝手に名付けていますが、

そこに入るまではスムーズな流れでした。

記憶という入り口から入る方法です。

その世界の中で、受講者の方に
「視る」という体験をしてもらいます。

そして次はその世界で動き回る、
物に触れる、温度を感じるなど、

その世界の中にゆっくりと
馴染んでもらいます。

大まかな書き方ではありますが、
実際はもっと細かく進めていきます。

そこまでの流れは僕が
これまでセッションをさせていただいた中で言うと、
とても良い流れでスピードもあったと思います。

そしてその流れの中で
チャネリングセッションに
自然に移行していきます。

早くも非物質の存在と
コンタクトを取ってもらうのです。
ㅤㅤ
受講者の方がなるべく抵抗のない形で進めます。

親しみの持てる存在、
たとえば亡くなった身内の方などを
イメージしてもらうところから始めます。

初めはその世界の中にいる方の
顔や着ている物、雰囲気をゆっくり視てもらって
こちらに伝えてもらいます。

そして流れは
「チャネリングの一歩手前のようなセッション」
に入っていきました。

これも僕が勝手に名付けています。

そのセッション内容を簡単にお伝えすると、
その方に質問をして答えをもらうというもの。

しかし、やり方はいろいろあります。

今回のセッションの一部を紹介します。

まずはその世界のその方に、
紙とペンを用意してもらいます。

こちらから渡してもかまいません。

そして少ない文字で
答えられるような質問をし、
その答えを言葉ではなく、
必ずその紙に書いてもらいます。

そして、その紙をわざわざ
折りたたんでもらうか、
裏にしてこちらに渡してもらい、
そこに何が書かれているか
目で確認するというものです。

遊びのようなシンプルなやり方ですが、
実はいろんな前提などが含まれる
興味深いセッションです。


そのセッションを始めてしばらくしてから、
やはり途中の壁は出てきました。

「視えない」「わからない」という壁です。

僕はいつものように、
角度を変え、入り口を変え、

様々の支点からアプローチしていきます。

イメージで言うとその壁を
少しずつ崩すような作業です。

一気にぶち壊すことはなかなか
難しさがありますし、
たとえそうしたとしても
拒否反応が起こる可能性があります。

だからゆっくりじっくりやるのです。


しかし、予想以上に手強い壁になっていました。
というのも結局は始まりの時点で、
僕が受講者の方の
心のカモフラージュにまったく
気づいていなかった

ということが手強さの発端でした。

「予想以上に柔らかく…」
というのがそれです。

そうではないのに
そうだと思っていたということです。

そんな中でスッと
前里がセッションに入ってきます。

もちろん一瞬で空気が変わるのですが、
そこから先がとても興味深い流れになります。


一度だけ僕も知っている
アプローチから入りましたが、
それはすぐに変わります。


「視えない、わからない」
という中で、僕はいろんな角度から
「視てください」

と言っていました。


しかしそれを前里は一言

「創ってください」

と言いました。
もちろんその言葉一つで
すべてを変えたわけではないですが、
そこから状況は一変し、
セッションはどんどん深いところまで進み
最終的にその方は
「視える感覚」「その世界の使い方」
を知ることになります。


アプローチという言葉では軽いですが、
初めてそのやり方を見ました。

この方法の中には

「この世界はすべて自分で創っている」

という大前提を
元とするエネルギーが使われていて

無意識にそこに意識を向けさせることで、
ある意味では本来の力を
思い出すという部分を

「透視をする、できる」

という力に変換したような形に
なったのだと感じました。

とにかくとても興味深いセッションを
見ることができて、僕自身とても勉強になりました。

そして、後半は
「オーラを触る」
というセッションを、
とても良い状態で楽しみながらやって
終了となりました。

以上
関連記事