価値満タン体験vol.2 「豊かさを待つ」 

セッション2人目。

この内容について実は東京にいる時すでにアップしてありますが、

それを「川満由希夫 vol.2」として再度アップします。




[report.1]



「経済力が上がりますけど大丈夫ですか?」


矛盾しているかのような質問ですが、

個人顧問プログラムの一コマです。

東京オフィスにて行われた東京個人顧問プログラム。



前里からのこの質問に「今すぐでも大丈夫です!」

と言った受講者の方はこのあと、

とてもとても重要な”事実”を知ることになります。




その”事実”をゆっくりお伝えしていきます。





※この記事は今回の受講者の方を例に書き始めていますが、

ここから先は「多くの方」がそうであることについて書くことをお伝えしておきます。








たとえば状況として「そう答えるのが普通」だと思います。

「大丈夫ではない」と答えるのはおかしい。

「大丈夫ではない」は「経済力を上げたくない」と言っているようなもの。

だからその逆を答える。それは当たり前だし誰でもそう答えるだろう。

人として一般的な流れを配慮して作っているようなものだ。

それもさらに覚悟を伝えるために

「今すぐ」という強めの言葉を付け加える。


完璧だ。






しかし、事実はそうではない。






この「今すぐ」という言葉。

この言葉の中に何が見えますか?


とてもシンプル。

「大丈夫ではない」という心です。



なぜか。



これもまたシンプル。

「今すぐ経済力が上がることはないと知りながら言っている」

からです。





心というものは緻密です。

自分の心でありながらうまくコントロールできない。

実際は違うが、感覚としてはそう言っても過言ではない





たとえばこう思う方もいるだろう。





言っていることはわかる。

でも先にも書いてある通り、「人として当たり前の流れ」

を行っただけで、実際はもちろん今すぐは無理だと知っていて、

ある意味では冷静にそう答えているだけだ。

わかっている。

そしてむしろ先に決定して強烈にそこに向かう意思があるのだから、

良い答えだ。

だからそんな一つの言葉から「大丈夫ではない」

という決定をするのは大げさではないか。

本人は「わかっていて」言っているのだから。








でもそれでも事実とは違ってくる。

どんな理由があろうと、その流れの中で経済力が上がることはない。

実は心の芯から「大丈夫」を確信している人は

このような答えを返してこないという事実があるからだ。





ここで答え方の正解、不正解を問うつもりはないです。

でも「大丈夫を確信している人」がどんな答え方をするのか。

興味があると思います。




それについては次の記事で。



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[report.2]


「大丈夫を確信している人」について

これは価値満タンという言葉につながってくる

まずはそういう人がどう答えるのか。

それを先にお伝えします。



「今じゃなくてもいい」



こう答えます。

この言葉に込められる意味や思い、その人の状態をお伝えします。



今じゃなくてもいいと言えるこの人は

豊かさが必ず来ることを知っています。

確信している。

焦る必要もなく、急ぐ必要もない。

自分はそれを手にすることができるほど価値が満 タンだと確信している。

「価値満タン」という「余裕」がある。

その余裕こそが豊かさである。



たとえば極端に「今すぐなんとかしたい!」

と答える人がいるとしたらどうだろう。

一見、強い意志のようなものが垣間見えるが、

それを聞いた多くの方は「厳しいかもしれない…」

と思うのではないだろうか。

先ほどと真逆のことを書くだけになるが、

焦りや余裕のなさは、自分が「価値満タンではない」

という心から発生するもの。



そして少しニュ アンスの違う

「今すぐでも大丈夫」という言葉には何が込められているか。

同じです。

多少の表現の違いがあっても、

その中に秘められているものは同じだ。


「今すぐでも大丈夫」と「今じゃなくても大丈夫」

はとても似ているようで全く違うもの。

先ほどからお伝えしている「余裕」がある状態の人は

必ず後者を選ぶ。


ここが大事なポイントになるが、

心は1ミリもずらさないということだ。

心に1ミリでも焦りがある状態。

逆に言うと、価値満タンに1ミリだけでも隙間があるような状態が

前者を選んでしまう。

とにかく的確だ。


そのくらいは… となりそうだが違う。

これはとても大事なことなのでしっかりお伝えしたい。


「心は1ミリもずらさない」


話を戻すと

心で自分は価値満タンではないと思っている。

だから余裕がない。

そしてそれを言葉にして表現する。

表現とは行動と同じ。



行動として、言葉として「自分は豊かさを持てない」

と表現している以上、それが手の中に入ることはない。

なぜならその現実のすべてを自分の心が創っているから。



この事実についていろんな考えを持つ人がいるだろう。

でも話はこれだけでは終わらなかった。



次は「プロセス」




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[report.3]


「今じゃなくてもいい」と答える人は

価値満タンという余裕がある。

豊かさが必ず手に入ると確信している。

そして実際に手にすることができます。



でもここで面白いことが起きます。

それは、結局それが一番早い方法なのです。

「今じゃない」ことが一番早く豊かさを手にする方法です。


たとえば具体的に「5年後くらいでいい」

と考えている人は、

1年以内に予想を超える豊かさを手にする可能性があるということです。

これはそれほど大げさな表現ではない。



そしてここで最大のポイントが登場します。

まずは一つ目。


それは「プロセス」


先ほどからお伝えしているように

豊かさは手に入ります。

しかし、それには少しだけテクニックが必要になる。

どんなテクニックか。

それは「プロセスを楽しむ」ということです。

豊かさを手にするまでの途中経過をいかに楽しめるか。

これが最大のポイント①


どうせ手に入る豊かさを

「いつだろう、いつだろう」と待ち焦がれるのではなく

どうせ手に入ることを知っているのだから

それまでのプロセスをどう楽しめるかの方が重要。

今を楽しむ

「未来ではなく、今に生きる」

今に生きる=価値満タン



というより、待ち焦がれるということは

余裕がない状態なので、豊かさを手にするのは難しいということになります。

確信しながら今を、プロセスを楽しめる状態こそが豊かさなのです。

でも実はその状態になると豊かさに対する興味が薄れます。

それは当たり前だから。その中にいるから。

当たり前に常に常に自分の周りに、自分の中に満ち溢れているから、

「豊かになりたい」とは思わないのです。


最大ポイントは全部で3つ。


2つ目は次にお伝えします。



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[report.4]




たとえばこんな話を聞いたことはないですか?



「○○を続けていれば幸せになる」

「○○を変えたら人生が変わった」

だから真似してやってみた。

でも… まぁ前よりは良くなった気がする…



もしかしたら経験がある方もいるかもしれません。

身近な知り合いがそうだったとか。

実は僕自身も経験があります。

だけど正直手応えはなかった。


でも、その「○○をやったら…」という情報の○○の部分は真実でもあります。

もちろんそうじゃない場合もあります。

それにもかかわらず「手応えがなかった…」



それがなぜだかわかりますか?





最大ポイント②は「下心」





この「東京 個人顧問report」でお伝えしている内容。

これはある意味では豊かさを手に入れる方法です。


しかし、仮にこれまでお伝えした流れを完璧にこなしたとしても

豊かさを手に入れるのは難しい。


「今じゃなくていい」と言い。

豊かさを待ち焦がれず。

プロセスを全力で楽しむ。

全力で今に生きる。


これが完璧にできても難しいのです。




「○○すれば幸せになれる」

「○○すれば豊かさが手に入る」

「○○すれば…」


そこにあるのは「下心」のみ。


”○○で幸せになるのならやる”

という下心が、どこか無責任な依存心が、

すべてをゼロに戻します。


心当たりがある方がいるとしたら

それは目を背けずに直視することをおススメします。


とにかく「豊かになるために」という心の状態では難しい。

極端に言えば、「豊かさ」に目を向けないままそれをやる。

それがいい。




そして最大ポイント③は…


問いを投げかけて次へ持ち越します。





ここまでの「東京 個人顧問report」を読んで

あなたはどんな感情が上がってきましたか?



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[report.5]


ここまでの「東京 個人顧問report」を読んで

あなたはどんな感情が上がってきましたか?




「ワクワクした」




僕はこの話を聞いた時こう答えました。

そして、最大に重要な質問に出したこの答えは


間違いでした。


この答えの中には異なる種類の間違いがあります。

まずは、なぜワクワクしたのかを考えればすぐにわかります。

このワクワクの出どころは

「豊かさが手に入る喜び」です。

結局は「待ち焦がれている状態」と何も変わらない。

「下心」があり、「早く欲しい」と思っている。

それでは難しいということはこれまでの中でお伝えしてきました。


そして次。

僕は一瞬「間違いではない」と思いました。

それはこういう思いからです。

「それができる自分にワクワクした」

「自分の創造性にワクワクした」

これはこのreportの中で伝えてきた「間違い」とは異なるし、

創造性を知ってワクワクするのはごく自然の感情。

創造性を知ること自体が豊かさであるなら、

むしろ良かったのではないか。


でもそれも違いました。

しかし、ここで違うというのは

「自分の創造性にワクワクしてはいけない」

という意味ではなく

あくまでもこの質問の答えとして違うということです。



そして一番わかりやすい、一番大きな「間違い」

それは、この答えが「超個人的」であること。


私達は全体性の中で生きている。

そして、東京、日本、アジア…  地球という集合意識の中で。

自分という「個」のみに突出した考え方や

自分の為だけにという心の状態は

はっきりお伝えすると「不都合」でしかありません。

なぜならこの世界のルール上、

「なによりも豊かさを持てない考え方」だからです。

自分の為に、自分の利益の為にという考えが強い人は、

豊かさを持ち、力を持つことを集合意識が許さないのです。

それは、その「超個人的」な人が力を持つと

それを利用して誰かを傷つける可能性があると判断されるから。

とにかく集合意識の応援をもらえません。



僕は、この答えの中にあるものすべてが「超個人的」と言っているわけではありません。

こう答える人も、もちろん現実社会では自分以外の誰かの為に頑張っているはず。


しかし、心の状態という緻密な観点からみると

1ミリでも超個人的要素が入っているとずれます。

それをこのreportの中では「間違い」と表現しています。


それでは僕はどう答えればよかったのか。





「誰かに伝えたい」



このシンプルな答えが、正解不正解で言えば正解であり、

最大ポイント③です。




この答えの中に自分はいない。

瞬間に自動的に「誰かの為」にという思考が始まっている。

その誰かを探し始めている。


誰かに喜んでもらいたい

幸せになってもらいたい

その笑顔が見たい。喜びが見たい

それを見ることが自分の幸せ。


とにかく「他」を大事にしている。


そしてこう答える人の心の状態は

不純物がないという表現があてはまる。


そう考えることが結局は自分の為になるという下心もない。

たとえば、これは偽善だ、きれいごとだと批判されても、

その人には届かない。

仮に届いても1ミリも響かない。感情がぶれない。

一番強いと言える。



そしてこの答えを持っている人をこう表現します。


”100%の創造性”

”価値満タン”


それを


「本当に知っている人」



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この内容はセッション終了後、数日経ってからアップしていますが、

これを書いている時の自分と、今の自分とでは認識がだいぶ違うと感じています。

「川満由希夫 vol.3」からの内容と比較しながら読んでいただくと面白いかもしれません



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