本質には、香りがある。色がある。かたちがある。
それに触れるために
これまで幾多の精神たちが挑んできました。(前里光秀大学文章より)
例えば古代ギリシアでプラトンは
万物の本質を「イデア」といいました。
この現実世界に起こる事象は常に変化して見えるため
「永遠に同じ」ということはありません。
そこでプラトンは「永遠不変の本質がある」として
理性でしかとらえることができない
「イデア」という世界があるとしました。
つまりプラトンは現実世界とイデア界を
まったく別の原理からできているとして説明しました。
(ただ、善・美・正に触れると
そのイデアを思い出すことができる、ともしています)
今、「創造の仕組み」を知っている私たちは
この二元論が本質ではないと知っています。
しかし、このような偉大な哲学者が挑んだ
「本質とは」という精神性を裏づけする
膨大な著書の前には、息をのんで一歩も動けないほどの
敬意を感じるばかりです。
前里光秀大学は、「創造の仕組み」が教えてくれる
「本質」について学問します。
特殊なのは、その情報源は
思想を超えた「宇宙の叡智」。
700年後の存在です。
よくよく考えると、不思議です。
でも2012年、そういう時代です。
前里光秀研究所 和田一真
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