ライフライン体験記⑲ 宇宙から来た医師団 

⑲宇宙から来た医師団



5日目の夕食の時にある人がミツさんに相談をしていました。

とても知覚能力が高いと言われている人です。



ある件について「私のガイドはこう言ってるんだけど、
ミツさんにはどう見える?」と良い解釈をしていたそうですが、

ミツさんが見るとまったく逆のことをその人のガイドが言っていたのです。



そのことを遠まわしに伝えると、
実はその件の専門家からもミツさんと同じことを言われていたそうです。



その人は専門家からもミツさんからも
同じことを言われたので納得していたようですが、

知覚能力が高い人でも私的な感情が介入すると
冷静な交信は難しいのだと思いました。



その日の夜、気付くとミツさんは1人で大浴場に行っていました。



戻ってきてから聞いた話ですが、湯船に浸かっている時
ガラス窓の向こう側に20人くらいの宇宙人が来たそうです。



そして



『医師団』



という文字を見せられ、彼らは現代の地球でいう
医師であることを伝えられました。



ミツさんは彼らから体の中から繋がるコードのついたペンをもらい、
それを使って人の治療をするように言われました。

驚くべきことは、その間も誰一人として
大浴場に来ることはなかったということです。



その後、Mちゃんから
「フォーカス23に行けなかった」と言われました。



するとミツさんも

「自分も行ってみましたよ。
下から行ったらフォーカス23になった瞬間に明るくなりました」

と言うのです。



実は夕食前のセッションでリトリーバルをシェアしている人もいましたが、
領域を消したことを知らない何人かの人が「行けなかった」

と言っていたのも耳にしています。



5日目は最後の夜だったので、
ブリーフィングルームで参加者のみんなが輪になって話をしました。

1人の女性が「今回こうして集まったのは、何か理由があるのですか」
とミツさんに聞きました。



するとミツさんは

「今回始まったときに『渦』を見せられたんですよ」

と言い、このライフライン参加者のメンバーが中心になって
することがある、という趣旨の話しをしました。



次に坂本さんが

「今回ミツさんの中で分かったことがあればお聞きしたいんですが」

と聞きました。



ミツさんは考えるまでもなく、

「一番面白かったのは『時間とか空間がない』ってことなんですよ」

と納得したように静かに語り始めました。



アキラさんに信念を崩されたこと、
一瞬で宇宙を駆け巡ったこと、そして宇宙人との交信が始まったこと。

坂本さんを含めトレーナーの方も興味深そうに聞いていましたが、
ミツさんをよく知らない人の中には疑いの目を持っている人もいました。



僕もその人の表情で分かりましたが、
真っ直ぐ前を見て話すミツさんも全員に重なることで

その疑いがすぐ分かったそうです。



しかしまったく気にするようなそぶりはありませんでした。



ブリーフィングルームが閉まって部屋に戻ると、
数名の人が部屋に来ていろいろ話ができました。

いつも4人だけで話をしていたのでまた違った楽しさがあり、
とても素晴らしい時間となりました。



自己主張することはなくても、話の中心はミツさんになります。

ミツさんの静かで力強い語り口は、
周囲の人を引き込む魅力があります。

みんな熱心に聞いていました。



結局その日は朝まで話題は尽きることなく、
最終日にして初めての徹夜となりました。
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