ライフライン体験記⑬ フォーカス119とイチローの意識 

⑬フォーカス119とイチローの意識



4日目の夕食に行く前、ミツさんに
「そう言えばフォーカス119って行きました?」と聞きました。

この頃にはミツさんのことがよく分かっていたので、
いとも簡単に、誰に報告するまでもなく行っている気がしたのです。



案の定、ミツさんは「行きましたよ」と言いました。



「面白いのは、119まで行ったら時間が『ピタッ』と止まったんですよ」。

猛スピードで移動し、フォーカス119に着いた瞬間、
体が一瞬にして止まったそうです。

そして、真っ暗なフォーカス119の先の方に光が見えたそうで、
「違うところが存在するのではないか」と言っていました。

そして、ミツさんでも「その先は行けない」
と思ったそうです。



ミツさんが移動してきたラインとは別のラインで展開される
空間の先にその光があり、体が止まっている以上、

「行けない」と思ったのです。



ここで言う「体」とは、もちろん「非物質の体」で、
「意識体」のことです。



フォーカス119に行った時、思考は働いていたにせよ
意識体が止まったということは、

信念が少ないミツさんでもその思考を超えるような状況
が起こるような場所だったのでしょうか。

ここから情報を持ってくるには、
ミツさんでもさらに信念を削ぎ落とす必要があるのかも知れません。



ミツさんと一緒に夕食を食べていた時のことです。



僕は「ある感覚」になりました。

その「ある感覚」とは子供の時から頻繁に訪れる感覚で、
僕は「何が何だか分からなくなる感覚」と名付けていました。

この感覚になると現実感が少なくなって
夢の中にいるような、フワフワした意識状態になります。



一度その状態になるといつ治るのか分からなく、
また治っている時は絶対にそのことを思い出せないので、

普段は自分が時々「何が何だか分からなくなる感覚」
になるということを忘れてしまうのです。



ミツさんの目の前でその状態になったので相談すると、
すぐに重なって調べてくれました。

そして「警察官の習性で
意識が別のところに行っちゃってるんですよ」と教えてくれました。



僕がビジョンを見えない理由の1つとして
集中力の欠如がありましたが、逆に意識が分散しやすい
ということが分かりました。

また、飛んだ意識の場所を把握したりその戻し方を学べば、
ミツさんのような意識体分割ができるようになるそうです。



僕は続けて
「意図すれば誰にでも重なれるんじゃないですか?
例えばイチローとか」と言いました。

するとミツさんは
「考えたことがなかったですね。できると思いますよ」
と言いいながら、すでに重なっていました。



「今アメリカは何時ですか?」



と言われましたが、分かりませんでした。

「イチローは車乗って風を浴びていますね」、
「あぁなるほど。面白いのはこの人、風にも気を抜かないですね」

と感心したように言っていました。



ミツさんが感じたのはイチロー選手の「意識」です。



恐らくミツさんが「イチローは風にも気を抜かない」と言ったのは、
イチロー選手の感覚の鋭さをミツさんが感じ取ったのでしょう。

別にイチロー選手が常に風に向かって
集中している訳ではないと思います。

もしかしたらイチロー選手が体中で風を感じている状態が、
ミツさんが「風から情報を取る」ような状態に近いのかもしれません。



「風を感じる」という行為は、
風の相対的な速度や温度、湿度などを感じることですから、

意識が研ぎ澄まされていればいるほど気持ちいいはずです。



「気持ちいいな」と風を感じている時、
イチロー選手は詳細に渡って風から情報を取っているのでしょう。

それがイチロー選手の集中力の凄さなのだと思いました。



僕はミツさんの脳の波動を転写してもらいました。

それからは今までにない右脳が活性化された感覚があり、
頭が常に張っています。



「ミツさんはいつもこういう状態で過ごしているんだな」と思いました。

それをミツさん自身は気づくことはないでしょう。

ミツさんの右脳は常に活性化されているので、
本人にとってそれはごく当たり前の状態なのです。
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