はじめから1つ 

未来をイメージ構築するにあたって、
重要なことがあります!

それは、どの希望も、どの目標も、どのイメージも、
すべては「はじめから1つ」、ということです!

1+1+1+1…で、
部分部分が集積されていった結果、
「10」の完全な自分になるのではなく、
最初から最後まで、
自分自身は完成された「10」ということです!

長所も短所も、これまでの過去も、
これから先のどのラインの未来も、
すべてを含めて、「はじめから1つ」の自分です!

「あの人と自分」ではなく、
「あの人も自分も、すべて自分」なんですね!

色々なものとの分離感が強いと、
「この目標は5年後には達成できるかもしれないけど、
この目標は非現実的かな…」と、
イメージにも色分けをして、
無難な未来を描くことになります。

それがどんなに壮大なイメージでも、
「はじめからすべてがある、自分のお家の中にあるもの」
なんですね!

だから、そのイメージが思い浮かぶようになっているわけです!
そこに分離感をもたせているのは、
あくまでも自分の思考や価値観、観念、信念、なんです!

「この人とは相性がいいけど、この人は苦手…」
という普段からの分離感や、思考の癖が、
自分が描くイメージにも分離感をもたせるのだと思います。

「はじめから1つ」という感覚が前提としてなければ、
どんなに夢を描いても、それは、
叶わない前提でのイメージ遊び、
となってしまいます。

なので、人に怒りや攻撃を向けるといった、
普段からの分離感が、
広がりをもつ未来を設計していくときに、
致命的な障害となります。

すべて自分のお家の中にあるから、
「そこに行く」と臨場感をもって本気で思えるんですね!

例えば、
「キッチンへ行ってジュースを飲む」
という夢を描いたときに、
「それを実現する場所は、隣の家の人のキッチンだ」
となっただけで、
一気にその夢は実現が困難に思えてきます。
隣の家の住人がずっと留守なら、
その時点でもう夢は叶いません。

「トイレも、キッチンも、バルコニーも、
あっちの部屋も、こっちの部屋も、
すべてが1つなんだ。だから全部自分で移動できる」
という考えがあってはじめて、
「移動しよう」と本気で思えるんですね!

イメージを描く前に、まず前提として、
「はじめから1つなんだ」
という考え方を入れてください!

現実創造の方程式は、
観念→感情→思考→現実、です!

文字通りに、自分の思考は現実のものとなります。
自身の思考に、グリップを効かせましょう!!

それがどんなに重たいものであっても、
テコの原理を効かせれば、
軽く持ち上げることができるのです!!






比嘉公彦
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