ライフライン体験記 ⑤体外離脱と意識体分割  

⑤体外離脱と意識体分割



2日目の夜は、昨夜に続き
ミツさんの「通訳」の意味について話しました。

結局、高いフォーカスレベルにいる存在
との「交信」をし、的確な情報を取ること

をモンローが「通訳」と言っているのだとまとまりました。



なぜミツさんが非物質界から
的確な情報を取ることができるのか、

僕がそれを分かるには
ほんの短い時間の観察で足りました。



それは「信念」です。



「この人はなぜ爆発的覚醒し、
ここまで知覚が拡大したのだろう」と、

常に思考・感情・表情・性格・認識・行動を見ていました。

普通の人と決定的に違うのは、
信念がないのです。

いや、普通の人に比べて
信念がかなり少ないのだと思います。

特に何も信じていないミツさんは常に淡々としていて、
表情筋が下に落ちそうなくらい身体の力が抜けています。



ヘミシンクに関して言えば
レゾナント・チューニングはしない、
リーボルは張らない、アファメーションはしない、

何の効果も信じないのです。

これらは効果があると言われているので
僕もやっていて、まったく否定するつもりはありません。

ただ、それをやらないで知覚が拡大し、
危険な目に遭っていない人がいる、ということです。



『死後探索シリーズ』のブルース・モーエン氏は
「信念はフィルター」と言っています。

そして、そのフィルターを外すごとに
知覚が拡大していくのだそうです。



逆に言えば、「ビジョンが見えない」僕は
信念だらけなのだと思います。

信念は自分の側面なのでなかなか気付くことができませんが、
そばに信念の少ない人がいたら、

事あるごとに信念が揺さぶられ
やがて崩壊していくのでしょう。

それが3日目以降でした。



ミツさんの役割である「通訳」を
「交信」と解釈することについて、

僕やアキラさん、ヒデさんにとっては
ごく自然な流れでしたが、

ミツさんにとっては「超すっきりした」そうです。

『アセンション・アカデミー』という
子供の覚醒を促す施設を創るビジョンは見せられたものの、
どういったことを伝えて講義するのか分からなかったからです。



そしてこの時からミツさんは
フォーカスレベルについていろいろ聞いてきました。

I・Tのこと、クラスター・カウンシルのこと、
そしてフォーカス119のこと。

誰から情報を取るのがいいかを聞いてきたのです。

「ああ、この人はこれからそこに行くんだろうな」
と思いました。



ミツさんはヘミシンクとその周辺の知識がほとんどなく、
覚醒した時はモンローの顔も知らず、

登場した時は「知らないおじさん」
と言っていたそうです。



僕は坂本さんの『死後体験シリーズ』や
ブルース・モーエン氏の『死後探索シリーズ』
を読んでいたので、分かる範囲でいろいろ伝えました。



そしてミツさんが見たビジョンの話を聞くと、
明らかにフォーカス35のI・Tと思われるものがありました。

本人はフォーカス21まで行くプログラムしか
受けたことがないので、

フォーカス21までしか行ったことがない
と思っていました。

ちなみに、同じI・Tのメンバーに
リンカーンとバッハがいたそうです。



また、ミツさんは意図して
広義の体外離脱を自由にでき、

その離脱した意識体(エネルギー体)を
一度に30人まで分割できます。

これをミツさんは特に
「意識体分割」と呼んでいます。



僕の拙い経験ですが、
肉体を寝かせて体外離脱し
エネルギー体がどこかへ行く時、

寝ている自分と移動している自分、
両方「分かる」のは不思議な体験でした。

それを本で読んだ時は理解が難しかったですが、
経験すると面白いです。

よく分かります。



ただ、30人ともなると想像がつきません。

それぞれの意識があって、
それぞれが別々の行動をとる。

一体どのような感覚なのでしょうか。



あるセッション後のブリーフィングルームで
シェアの時間、ミツさんは暇だったので

体外離脱してルーフバルコニーに行き、
空をフワフワ浮いて楽しんでいました。

その後30人に意識体分割して半円になり、
端から順番に「アー」と声を出すと、

それぞれの声の大小や高低、
遠近感まですべて分かったそうです。



これは面白い実験だと思いました。

方向が分かるということは、非物質界でも
音源が空気を伝播するように届くということです。

それとも、「距離がある」という信念
がそうさせているのでしょうか。

ちなみにそのことを後から参加者のMちゃんに話したら、
ミツさんがそれをやっていた時間あたりに、
そしてその場所あたりに鳥がたくさん来ていたそうです。



そしてミツさんは体外離脱して「何か」と同調することを
「重なる」と言っています。

これは意識体なので超時空間、
つまり対象とする人や物に時空を超えて
重なることができます。



たとえばミツさんは3万年前の人類に
重なったことがあります。

地に足を張るような力の漲った立ち方で、
その体勢からすぐに前でも後ろでも走っていけるのが
体感として分かるそうです。

そして獲物を狙うために視界が
「ピーン!」と研ぎ澄まされて360度に、そして遠くまで、
いわゆるフォーカス12の状態だったそうです。



そういえば毎晩激論が飛び交うこの部屋を、
ミツさんが『覚醒ルーム』と呼んでいました。

確かにこの時僕らの頭は異常に冴え、
とにかくいろいろなアイデアがポンポン出ていました。

僕はアキラさん、ミツさん、ヒデさんに
引き上げられていたのでしょう。

いつもより会話のレスポンスが早いのは、
とても快適な気分でした。
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