「考える」=「決める」○
「考える」=「思い悩む」×
「考える」とは、「決める」ことです。
「何にするか」「どうするか」を決めて、選択肢をどんどん絞り
最終的に「これをやる」と決めた。
それを「考える」と言います。
「どうしよう…」「どうしよう…」「うーん…」「どうしよう…」
「一生懸命考えているんだけど、どうしよう…」
これは「考えている」のではなく、「思い悩んでいる」状態です。
「考える」=「決める」→時間短縮で次に行ける
「考える」=「思い悩む」だと→時間が膨張してダブつきます。
次に行けないので、ずっと同じ場所にいることになります。
一件目のスーパーでニンジンかキャベツか、
どちらにするか決めきれないので、
スーパーから出ることができません。
そうするといつまでも、二件目に喫茶店に入って、
友達とおしゃべりをする楽しい時間を過ごせない
ということになります。
「考える」=「決める」の人はスーパーで買い物を済ませ、
喫茶店で友達とおしゃべりをした後、更に電車に乗って
隣の街まで行くことができます。
定義が違うだけで、同じ1日でも中身が全く変わってきます。
仮にその日で決められなかったとしても、
「考える」=「決める」の定義が明確になっている人は
「決めなければ進めない」ということを知っているので
明日には決めることができます。
この定義さえ忘れなければ、いずれ次に行くことができます。
「行動が遅い」「どうしても時間がかかってしまう」
という人は、行動が遅いのではなく
単に「決めていない」だけの可能性があります。
「考える」の定義が曖昧で、時間をダブつかせて
同じ場所に留まっているだけの可能性があるのです。
そうすると、本人は一生懸命考えているつもりなんですが
何の成果も出ず、何も変わらないまま、
そこで何年も時が経過してしまう、という事態に陥ってしまいます。
いわゆる夢遊病のような状態です。
そして「決められない人」の特徴として、
「余計なもの」が多いという傾向があります。
余計な考え、余計な行動、余計な買い物が多く
出費がかさむので、
「決められない人」は経済力が低い、
そして「決める人」は経済力が高いそうです。
お金と時間と知恵(アイディア)
これらはみな、目に見えないエネルギーで親戚関係にあります。
なので「決める」ことができる人は、
時間を短縮できる、お金と仲良くなれる、アイディアも冴える
というプラスのスパイラルに向かうことができるのですね。
人とのコミュニケーションも上手くいきます。人生がスムーズに進みます。
「決められない人」はその逆です。
定義を明確にする。この整理整頓がいわゆる、
自身をマネージメントするということです。
インサイドアウト
自分の中にあるものが外の世界に反映されるので、
この定義が明確にならない限りは、一生懸命がんばっているんだけど
横滑りを繰り返す、ということになります。
1にも、2にも、まず定義を明確にすることが先決です!
見方、考え方、捉え方を変える。
内面が変われば外側は変わります。
なので、
考えて「決める」ことができれば、それは「成果」です!
まだ確定していない未来に対して
自分が「どうしたいのか」「どこへ行きたいのか」
考えて決めて下さい。
「今この瞬間」に「自分の考え」を聞かせてやりましょう!
比嘉公彦
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