自身が属する業種、その10%以内に入るには?(その2) 



この「10%以内に入れる分野」を見つけることは

自分の人生において、「最も大きな挑戦の1つ」ではないでしょうか。



自分が努力なく自然にやっていること。

よく人から褒められること。

小さい頃からまわりの人によく言われたこと。



そういった人からの言葉、より多くもらった言葉が

「発見」の手がかりになります。



またその持ち味や強みを、別の何かとかけ算することで

10%以内を狙えるものもあると思います。



例えばプロの料理人がいたとして、

料理だけでは10%以内に入れないが

独自の解説を取り入れたレシピ本を販売すれば

その丁寧でわかりすい、説明上手な才能も手伝って

その分野で10%以内に入れるかもしれません。



また、本で説明するというよりも

インターネットの動画などを使って、

そのウイットに富んだトークを交えた料理の解説を付け加えることで

料理の説明以上に、愛嬌のあるキャラクターが愛されて

、動画の再生回数で10%以内に入れるかもしれません。



自身がもつ強みとは、必ずしも1つや2つではなく、

また今年の強みが、来年の強みであるとも限りません。



その時々の時勢、トレンドや、普及するコンテンツによって

強みの出し方、売り方が「変化」し、

また、自分が「弱み」だと思っていたものが

「強み」に変わる可能性もあるのです。



「こうでなければならない」

という固まった物事の見方を外し

遊び心を持ちながら、その時々で

最善に最善を尽くすようにする。





そういった諸々の戦略を含めて

「どうすれば10%以内に入れるのか」

その死活問題を日々頭の中に入れ、

常に、常に、真剣に考えていきたいですね。



生まれてきたからには、必ずその人の持ち味を

十分に発揮する居場所がある、とミツさんは言います。

つまり、誰でも10%以内に入る素質を兼ね揃えているのですね。



その持ち味を発揮させてもらえるかどうか

活躍の場所を与えてもらえるかどうか。

また、自分が好きなことや、やりたいことを

やらせてもらえるかどうか。



生々発展のルールの中で、

そういう在り方がとれるかどうか、というのが

自分の人生において、最も重要なチャレンジになると思います。



まさしく、真剣勝負です。




比嘉公彦




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