※数年前に書いた記事です。
とても大切な内容で、自分でも再確認しました。
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ある日の夜に。
「自分はどんな人?」
「何ができる人?」
「何を持ってる?」
前里から受けたその質問は
もちろん名前や職業を答えるものではなく
本気で自分の心を探る必要がありました。
でも
即答できなかった
そして逆に前里にその質問をしました。
その答えは詳細で明確。
自分の性質、影響力、才能、それを得るまでの経緯
希望、これからのビジョン。
とにかくわかりやすく、自分という人間の全てを知っていました。
「自分のことなんだから当たり前」
そんな風に思えるかもしれません。
でも、僕は即答できませんでした。
「普段からそれを思考していないと無理」
それが前里からのアドバイスでした。
確かにそうでした。
質問されてから自分を探るような状態では、
何も見えてきませんでした。
そして僕は大きな矛盾に気づきました。
自分を知らない人間が、
人を応援することなんてできない
自分は何を持っていて
何ができるのか。
それを知らない人間が
それをどうやって誰かに届けるのか
とても矛盾を感じました。
自分を知ることは、相手を知ること
相手を守ること。
そして自分を知るからこそ、自分のすべきことが見える
そんな当たり前を忘れていても
誰かの「ありがとう」がもらえる
でも
自分の100%を知らない人が
人に100%を届けることはできない
だからその「ありがとう」は
80%かもしれない
川満由希夫
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