「事に仕える」と言っても、
ちゃんと「仕える」ことが
できているかはわからない。だけど、初めはとにかく
がむしゃらに仕えることができれば良いのだと思う。
その中で人は必ずやり方を
誰かに教えてもらう。仕える
方法を学ぶことはできるのです。
目の前に来た「事」に
仕え続けることで、そして
学ぶことで、
ちゃんとできるようになっていく。
みんな、
小さい頃から何かを一生懸命
練習して、
いつの間にか
できるようになって喜びましたね。
自転車も、何度もすっ転んで、教えてもらって、
どんどんコツを掴んで乗れるようになった!
これは、「事に仕える」時の
姿勢を学んでいたことにもなるのです。
そして、ちゃんと当たり前に、
常に
意図なく仕えることができるようになった状態を、
「働く」と表現します。
「働く(ハタラク)」とは、
傍(ハタ)が楽になるという意味です。
自分が働くことによって、周りの人が
楽になっていく。
それが
働く目的です。
人は
最初から「働く」ことはできません。
練習してから働けるようになるのです。
事(人)に仕え続けていると、
仕えることで人を楽にすることができるようになるのです。
「事に仕える」ことは、必ずしも
職業を持つ必要はないと書きました。
生きる上で大切な大切な「仕える」
それが出来るかどうかで
人生が決まるのですから、
見過ごせない!実は、それを学ぶための
象徴として、
また、それをやりやすくする為の
場所として、
職業があり
会社があります。
用意されているのですね。
だから多くの人が、それを
利用させてもらっているのです。
「仕えさせてもらっている」のです。
そう考えたことがありますか?
もちろんある方もいるでしょう。
でもなかなか
難しいですね。
それでは
「働いている状態」についての説明です。
働けるようになると、
自分の時間がなくなります。
これは
公共物になるという意味です。
常に常に
「ハタをラクにしたい」と考えているので、
自分のために何かをしようと
思わなくなっている。
周りのために自分が
存在していることが、「働いている人」の普通。
それが大変であったり苦痛ではない。
むしろ
楽しんでいる状態です。
そうしているからこそ、
今、
何をすれば良いかが分かる。
人のためになる「ベスト」を常に見つけることができる。
それは、その時に必要な言葉、行動、アイデアであったりする。
「人のためになるベスト」を使うと、
その相手は
自己重要感を増し、
自分の
価値満タンを思い出していく。
どんどん
楽になっていくのです。
つづく。
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