前里光秀との対話⑦ すべてを手にしている期待 

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 「昨日寝るとき、今日の自分に期待していたか」





「KANDAI別科 説明会」の準備中、
ミツさんとそんな話になりました。

穏やかにミツさんは、
その期待感を楽しそうに語ってくれました。



人生は反省で変わらない、
ならば人生は明日は、期待感があるのみ。

明日の自分に期待して、
床の間に入る。

といっても、「明日もやるぞ!」
というのは違うようです。



「人のもつ価値は満タンである」
ということを教えてくれるミツさんは、

「誰でも人は、もうすべてのものを手にしている」
ということを何度も教えてくれます。

だからみんな、それに気づくだけだと。





つまり…、
夜寝るとき、明日の自分に期待をするのは
「もうすでに手にしている」から。

もうすでに、すべてを手にしていて
それをどう組み立てて遊ぼうか。

その、ワクワク感で
夜寝るとき明日を期待する。



ミツさんは毎日、そう感じながら
満たされて眠るそうです。



この何とも言えないワクワク感を聞いたとき、
もちろん僕ももっと体験したいと思いました。

そして、それを感じる温かさが沁みわたると、
きっと言葉以上に人に優しくなれる。

そんなことも思えたんです。





そして、そういう満たされた心が
「ユーモア」や「笑う気」をつくっていきます!



笑う気は、ある。
ユーモアは、さらに上。

ミツさんのユーモアは
抜群に面白い!んですが、
それも温かい心がつくるんだと思います。





そんなことを考えながら話をしていると、
突然ミツさんがこんなことをはじめました。

忍術のように結んだ両手の人差し指を立て



 「ニッコリ、ニンニンニン!」
 「ニッコリ、ニンニンニン!」
 「ニッコリ、ニンニンニン!」



と、笑顔で唱えはじめました!

それが面白くて、
僕は爆笑しつづけました。

ミツさんも、自分でやって
自分で笑っていました。





寝る前でもプライベートでも東京オフィスでも
イベントの前の時間でもその間でも。

ミツさんは1ミリも変わることなく
圧倒的に楽しそうに、そこにいます。



誰かを信じる前に、まず自分を
これからの自分を期待し信じる。

自分に正直に、人生を生きることが
そうさせるのだと思いました。









株式会社 前里光秀研究所 和田一真
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