前里光秀との対話⑥ 癖を直すための、純度の高い情報 

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前里光秀大学のお昼休憩、
スタジオ近くのカフェでのことです。

午前の講義は「思考のやわらかさ」
を手に入れるために、「身体のゆるみ」をつくる

YOGA FLOWのATTCプログラムにある
メソッドの一部を理論と実践を交えて行っていきました。



ミツさんは午後の講義だったので、
僕たちは休憩時間に合流することになりました。



東京オフィスのメンバーみんなで集まる。

そういうときも、僕たちは
徹底してミーティングをします。

お客様により上質の空間を提供するため、
ギリギリまでミーティングします。










そこでの話。










ある出来事から

 「癖は、注意されてから直すのは生意気」

という話になりました。

休憩中にも関わらず、
ミツさんは指導してくれたんですね。



癖は、観念。
癖は、しみついている。

それでも、1度目ならまだしも
2度3度注意され「直そう」というのは、生意気。

癖を直すなら、その日。
癖を直すなら、そのときである。

なぜなら、癖が出た瞬間だから。





何度も注意されながら直っていくのは、
時間の正義感と潜在意識の抵抗を考慮したもの。

それもいいんですが、こと仕事や生産性、
はたまた人生の充実や自由度においては

非常に不都合です。



言われた瞬間、気づいた瞬間に
「癖を直す」と決める。

すると、癖から逃げていく。

コーヒーを飲む手も止めて
みんな、真剣に聞いていました。





癖というのは、ある意識のかたまりですから、
固定された人格が備わっています。

「時間にだらしない人」は、そういう
目に見えない意識と結婚し、

「大事なことを後回しにする人」は、
そういう意識と結婚している。

長年もっている癖なら、
それは結婚と似ています。



その癖と、自分との対立は
「癖を直す」という瞬間的な決意によって、
相手が巣食う身体ではなくなる。

結果的に、逃げていく。



これは実は、癖という人生をつくる大要素を
一瞬で変える方法です。

純度の高い情報です。










しかし、これを聞いても変わらない。

ミツさんはさらにこう言いました。



 「こういう情報を理解をして、
  さらに習熟させるんです。

  この習熟を日常でやるのが、仕事です」



理解をするだけではなく、
それを使って利用レベルをあげていく。

これは人知れず自分でしかできないし、
そうやって習熟度を上げていくのが仕事。

聞くのは仕事ではなく、
理解するのも仕事ではなく、
自分から習熟度を上げていくのが、仕事。



一瞬で直す、という決意のあとに
それを体が覚えるまで、意識してやる。

一瞬でやって、はじめて少しの時間でできる。





人間は、成長する生き物でしょうか、
それとも、堕落した生き物でしょうか。





もちろん、前者です。

しかし、こんな前提があります。



 「今のを確実に忘れなければ、
  人は確実に成長するんですよ」



そう言ったミツさんは、
ただ、それを確実に積み重ねてきたのでしょう。

何を習っても、最後に来るのが
「忘れない」こと。

これも、自分でしかできないことなのです。










株式会社 前里光秀研究所 和田一真
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