『ある一つの物語』 

“ Dolphin Kick ”








イルカ


















私はずっとどこかで目の前の脚が
まるで自分の脚ではないかの様に感じていた。



それぐらい違和感をずっと感じていたのだ。



本当に自分の脚なのかと?













痛みとは違い、
感情や心理面と深く関わり合いながら
この脚に不思議な感覚が宿っているのだ。










私はずっとこの脚の違和感が気になり
病院やヒーリングなど
いろいろなかたちで見てもらったのだが
これといった解決策には出会えなかった。















だが今日、
その謎がやっと解けたのだ。


感情と連動したこの脚の謎が・・・・・・

















実は私はこの世に
双子として誕生していたのだ。





それも対の相手は、



















なんと、『イルカ』!!




人間ではなく『イルカ』と私は
双子としてこの世に誕生したのだ。











この事実を聞いた瞬間、
無意識の領域でじわりじわりと

今までの脚の違和感や謎が
スーッと解けていく。















何故なら、

この瞬間から私は自由に泳げる
という事を知ったからだ。









海という広大な中を
尾びれをしなやかに振り上げ
前方から海水が流れ込み
水がなくなるその空間に私の体が吸い込まれていく。





そうやって海に空間を作りながら
その先をただ、スーッと吸い込まれる様に
進んでいくだけなのだ。










この軽やかな動きを更に感じるために
指先に意識を向け

波の様な動きを私自身がとっていくと
だんだん体が柔らかくなっていく



これがチューニングが合った合図となる。




















そうやって高度なイルカの文明と同化し


イルカの声を聞く事により
テレパシーを感じていくのだ。










イルカとチューニングを合わせる事で
目の前の相手の心の声がイルカを通して
聞こえる様になっていく。







それはもっと人と深くコミットしたいという
欲求が私の中にあるからだ。









また、相手とコミットしたいという
気持ちと同時に沸き上がるのが


私自身がこれもやりたい、
あれもやりたいという
リズムの様な感覚
が体を駆け巡るのだ。









すると今まで違和感を感じていた脚が
まるでドルフィンキックをするかの様に
私の背中を押し、大きく前進していく。









やりたいという情熱が湧くたびに
イルカが水の中で空間を作り出す様に
私自身がこの3次元で空間を作り上げていく。
















私のこの願望はもう私一人のものではなく
双子のイルカによる願望でもあるのだ。







この事実を知った今、
今までの様に願望を諦めたり
なかった事にするというのは出来ないのだ。
















何故なら、


海の中にいるもう一人の
私の願いを果たす事にもなるからだ。









私は一人ではない。








いつも双子のもう一人が
私と共に生きている。














私もこの脚を使いこなし
いつでもドルフィンキックをして
この3次元を自由に泳ぎ回ろう。










この脚の感覚は違和感ではなく、
自由になるため
プレゼントだったのだから・・・・・・・










株式会社 前里光秀研究所

松永 みやこ
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