ある女性の変化 ~ヒーリングが変えた、未来~ 

「一真くん、ちょっと来てごらん」





ミツさんにそう言われて、
廊下をわたってドアを開けると

その女性は、「きゃははっ!」と笑っていました。



いつもは見せない大きな笑顔で、

そしてわざわざ見に来た僕を見て、
その後は少し恥ずかしそうに笑ったんです。





「あれっ?誰かに似ている…!」





僕はすぐにその横に立っている女性を見ると、
やはりその女性にそっくりでした





「まったく同じ笑い方をしていますね!」





横に笑顔で立っていたのは、その女性の妹。
実はその人たちは、双子の姉妹です



見た目は良く似ているのに、
なぜかあまり似ていなかったのは

片方はいつも笑顔
もう片方は、いつもネガティブ!








「グラウンディングしようとして見てみるとね、
 地球に片足しかついていなかったんです。

 だから、立てる気がしないし、歩ける気もしない
 だから前進もできなかった

 今までは、片足で立っていたから
 バランスもしっかりとれていなかった。
 
 だから人になにを言われても分からなかったんです」








グラウンディングすることは、
エネルギーを供給することです。

だから心の世界で片足で立つことは、
現実世界でやるのと同じように、とても大変なこと。

だから、自分のバランスにばかり気になり、
他の人のことがまったく目に映らない。






その人にとって、まわりの人たちは、
ただの「人」でしか映らなかったのかもしれません。

それならば、会社で何を指導しても伝わらない!








「では、こういうふうにやってください!」

「わかりましたぁ!」









と言いつつ、まったく違うことをする。



あなたの会社にもそういう人がいたら、

もしかしたら、その人は
片足で立っているかもしれません!笑









その女性は、どこかで
何の事情かは分からないのですが

自分自身への価値観を低く見てしまい、
ネガティブに陥って無意識で決めました










片足で立つことを!笑










それからは修行僧のような日々がはじまり、





 □仕事は一生懸命やる!
   でも、成果ほとんどなし。

 □ドアを思いっきり開ける!
   すると、ドアが壊れる。

 □「これをイメージしてみてください!」
   これすらできない!





片足の日々は、

もともとイメージすることが好きだった女性の
想像力と創造力を奪っていました。





人は、イメージが浮かぶから
「よし、いける!」と思えます。

でも、イメージが浮かばないと、
イメージがないのだから簡単な仕事もできない





そのイメージが、
ヒーリングによってその女性に戻った!

それで、僕が部屋に行ったときに
嬉しくて嬉しくて…「きゃははっ!」と笑っっていたんです。








「だから、おいしいごはんがつくれなかったんだ…!
 料理は大好きなのに、なぜか子どもが「おいしくない」って…。

 すっごく、子どもが偏食なんです」



すると、出窓に腰を置いていたミツさんが
いつものリラックスした表情で言いました。





バランス悪かったからですよね。

 もう、両足で立っていますから
 子どもの偏食も治っていきますよ。

 子どもは、あなたのバランスを映しているんです」





両足で立ち、バランスを取り戻したその女性の表情は、
本当に別人のように美しくなっていました。

少しの涙も、美しかったです!



隣で喜んでいたのは、双子の妹

















そういえば、こんなことも言っていました。
ヒーリングを受けたら、こうなったそう。





「ミツさんにヒーリングをされると、

 スポットライトを当てているかのように、
 目の前がパアァ~ッと明るくなったんです」





その女性の笑顔をつくったヒーリング。

また、新しいヒーリングの可能性を発見したようでした。









前里光秀研究所 和田一真