ある夜の『特殊部隊学校 NEAR』 



『ちょっと待って、今確認するから』





右手をこめかみ近くに置きながら、
自分の未来世である宇宙人SANの話しを聞き漏らさない様に
そして的確に伝えようとSANの言葉に集中しているミツさん。




『入口がどこまでいっても
大切だという事がこれで証明されるよね』






その言葉を聞いて一真さんが
もう椅子には座っていられないと言わんばかりに立ち上がり
目を輝かせながら大興奮している。





自分の学園の教室へ変換して
この高次元の内容を理解しようと
イメージを膨らませ、
イメージの中で遊んでいる一真さん。






基数や指数という
久しぶりに聞いた数学用語まで飛び出し
数学的に宇宙の高度な情報を理解していこうとする
ミツさん、一真さん、ゆきぃさん。





塾の先生ならではの話の展開に圧倒されてしまう私。









こんなにも3人が興奮しながら
話しを深め議論しているところを
もしかしたら初めて見るのではと思うぐらいだ。





見えない世界を3人でただ、ただ
好奇心の眼差しで見透していく。






その目は本当に輝きに満ちている。











3人で活動することが大好きなゆきぃさん、

ミツさんへの尊敬をずらさずに
純粋に哲学を深めようとする一真さん

チャネリング能力が格段に上がり、宇宙人とのコンタクトや
ガイドとの会話が高度になっていくミツさん。







こんなにも生き生きと楽しそうな場へ
一緒にいられる幸せさを感じながら、
この風景が本当の議論なんだと目の当たりにした私。









数日間の『特殊部隊学校 NEAR』での出来事を振り返りながら
やっと、やっとたった今、気づけた事。











それは、それは、それは、




その思いは・・・・・・・









『素直さ』です。









なんで突然???って思うかもしれません。





でも私の人生において
『この素直さが本当に大切』なんです。









昔からずっと一貫して、
『どんな人が好き?』と質問されると

必ず決まって『素直な人』と答えていた私。
その思いは今もずっと変わらず
自分の中に持ち続けている観念。








この『素直さ』は人に対する気持ちだけではなく
自分に対する気持ちも一緒で、
私自身、『素直な自分が大好き』で
素直だからこそ自分を好きになれる。






素直な気持ちが溢れてくると、
根拠ない自信が湧いてくる。












それは自信だけには留まらず
色々な感情や思考、動作へと連なります。






素直になっている時に、相手の話しが聞こえてきて

素直になっている時に、相手の心が見えてきて

素直になっている時に、相手を感じる事が出来て

素直になっている時に、自分を感じられて

素直になっている時に、相手を思える。








だからこそ私にとって『素直さ』は本当に、
本当に大切な感情エネルギーです。







カバンの中で押しつぶされた
雑穀おにぎりがとにかく美味しく感じる。

どんな見た目であっても、
時間がない朝に島さんが握ってくれたと思うと
今まで食べてきたおにぎりの中で一番美味しと思ってしまう。






この素直な感情を感じ取れた時に
あの夜、ミツさん、一真さん、ゆきぃさんの様に
話しに夢中になるほど深め合うという
議論への姿勢となるのでしょう。











ボード






株式会社 前里光秀研究所

松永 みやこ