「病気が存在する理由」  後編 

また、ミツさんは
こうも言っていました。










「今、病気になっていないということは、
 ポジティブだということなんです。

 でも、ポジティブなのにそれを人生で使わないと、
 その欠陥を自然に叩かれるんですよ。

 だから、人生がうまくいかなくなります」










それを聞いていたあるスタッフは
「う~ん…!」と唸っていました。

その方はとても健康でしたが、
一時期、人生が大変つらい時期がありました。



でもそれは、ミツさんの話に当てはめると

「健康でポジティブなはずなのに、それを使わないから
 気づかせるために病気ではなく、人生が教える」

ということとも言えます。



健康でいることは、実はこれ以上ないくらい
ポジティブを表現しています。

なのに、その奇跡を当たり前と思ってしまうと、
人生に不平や不満を言う…





「給料が安い、お金がない」
「あの人が悪い、この人が悪い」
「昔はよかった、今は大変」





いろいろありますが、それは
ポジティブという奇跡的な現実を否定するので、

病気がメッセージを伝えるために現れるか、
または現実がメッセージとして「うまくいかなくなる」か。










「自然は、隠れた欠陥を叩く」










こんな法則があります。

「自然」は「現実」と置き換えてもいいのですが、
気づいていなかったり見ようとしていない部分があると

その1mmから侵入してきて、
「ほら、ここに欠陥があるよ!」と教えます。



教え方は、「叩く」の通り、
つまり「うまくいかない」ということでの教え方。



この話によると「人生がうまくいかない」とは、
時代でも環境でも友人でもなく、

自分自身の中に存在している問題・課題を表現し、
それを克服するためのプロセスとして

「ほら、ほら!」と言って叩きながら
教えてくれるメッセージということです。





健康もその人の人生ならば、
病気もその人の人生。

どちらも選択できますが、
どちらもメッセージ。





「こんなメッセージを受け取るはずがない!」





そう言うのは簡単ですが、
そのときに忘れてしまっているのは、

それは自分自身の問題だということ。





健康も自分、病気も自分。





自分、自分、自分…

「自分」が「自然」と協力してつくりだしたシステムとして、
健康も病気もあるのなら、

それは必ず克服し解決できる。



ミツさんはヒーリングによって人の病気を改善しますが、

手放しでそうするよりも、
こういった理論も理解として広めていくことで

より人の病気については
解決がはやくなるのだと思います。










ほんの数分の、ミツさんのお話。










その背景には、いつも
とてつもなく大きな示唆が含まれています。

そんな昨日の、夜の時間でした。









前里光秀研究所 和田一真